妖怪の民俗学: 日本の見えない空間 (同時代ライブラリー 52)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002600529

作品紹介・あらすじ

急激に都市化する現代日本社会。そこには様々な怪異現象・民俗変容としてのフォークロアが見い出される。それらは何を物語るのか-。お化けと幽霊の違い、妖怪出現のパターン、闇の時空間の構造とは?柳田国男らの研究の再検討と各地の調査を通して、日本文化の深層に迫る。新しい「都市民俗学」への招待。

感想・レビュー・書評

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  • 怪談朗読会で紹介された本です。

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    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 書かれた内容は分かるのだが、その内容を問われると答え難い。自分の理解度が不足しているのか、まとまっているようで、まとまっていない記述が問題なのか。それとも捉えどころのない妖怪というテーマのせいか。

  • 柳田國男・井上円了などの先行文献を資料として活用しながら、妖怪の研究を通して現代人の心理にまで言及している。理解しやすい。

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著者プロフィール

宮田 登(みやた・のぼる):1936?2000年。神奈川県生まれ。東京教育大学文学部卒業。同大学大学院修了。筑波大学教授、神奈川大学教授を務める。著書として『ミロク信仰の研究』『都市民俗論の課題』『江戸のはやり神』『妖怪の民俗学』『ケガレの民俗誌』『はじめての民俗学』など多数。その関心は民俗学から日本史学、人類学等、周辺諸学におよび、研究の成果は国内外で評価された。

「2023年 『霊魂の民俗学 日本人の霊的世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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