影との戦い―ゲド戦記 (同時代ライブラリー)

制作 : Ursula K. Le Guin  清水 真砂子 
  • 岩波書店
3.96
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本棚登録 : 61
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002601007

作品紹介・あらすじ

血気にはやる若者ゲドは、魔法の修行中、傲りと妬みの心から禁じられた呪文を唱え、死の国の影を呼び出してしまう。その影(実は自らの魔性の影)との激しい戦いを通して、ゲドは光と闇の世界の神秘に触れ、人生の真実に目覚めてゆく。神話的な多島海世界を舞台に、「無意識の闇」の謎に迫るファンタジーの傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 岩波同時代ライブラリー版。同版ではゲド戦記はこの巻のみ刊行。
    16センチ*11センチという文庫でもない新書でもない、第三の版型として鳴り物入りで出版されたが、続きませんでしたね。
    平凡社、小学館、NHK(?)も同じサイズで発刊していました。
    (平凡社ライブラリーは現在も継続中)

    内容に関してはいうまでもなく素晴らしい。よって割愛。
    当時このサイズでゲド戦記をそろえたかった夢が、岩波少年文庫でかなうことになるとはねぇ....

  • ゲド戦記は「影との戦い」「こわれた腕環」「さいはての島へ」の3冊からなるゲド(ハイタカ)の物語。影との戦いはゲドの子供時代の話で、生まれ故郷であるゴントから、ロークの学院を経て、ペンダーでイエボーという竜と戦い、オスキルやアスタウェル東で影と戦う。エスタリオル(カラスノエンドウ)という親友が出来、人間的に成長していく。最終的に影と一体になるところで終了。

  • (1992.05.23読了)(1992.03.16購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    血気にはやる若者ゲドは、魔法の修行中、傲りと妬みの心から禁じられた呪文を唱え、死の国の影を呼び出してしまう。その影(実は自らの魔性の影)との激しい戦いを通して、ゲドは光と闇の世界の神秘に触れ、人生の真実に目覚めてゆく。神話的な多島海世界を舞台に、「無意識の闇」の謎に迫るファンタジーの傑作。

  • 「自分とは何か」ということを己の影の部分と真向から対峙し、受け入れることで理解していく。はじめの村での戦闘やドラゴンとの闘いとは全くの別次元の戦いで「影との戦い」をみせている。

  •  子どもの本を大人でも読みやすいようにと銘打った、「同時代ライブラリー版 ゲド戦記」です。もちろん、大人が読むのに堪え得る本です。

  • 同時代ライブラリー文庫版
    持ちやすくなって大助かり。
    好きな本はどこにでも持ち歩いて何度も
    読み返すので、文庫版と文芸書版があると
    経済的にはきつくても、ありがたいです。

  • ひさびさに読み返す。

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著者プロフィール

1929年10月21日-2018年1月22日
ル=グウィン、ル=グインとも表記される。1929年、アメリカのカリフォルニア州バークレー生まれ。1958年頃から著作活動を始め、1962年短編「四月は巴里」で作家としてデビュー。1969年の長編『闇の左手』でヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞。1974年『所有せざる人々』でもヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞。通算で、ヒューゴー賞は5度、ネビュラ賞は6度受賞している。またローカス賞も19回受賞。ほか、ボストン・グローブ=ホーン・ブック賞、ニューベリー・オナー・ブック賞、全米図書賞児童文学部門、Lewis Carroll Shelf Awardフェニックス賞・オナー賞、世界幻想文学大賞なども受賞。

代表作『ゲド戦記』シリーズは、スタジオジブリによって日本で映画化された。

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