読書術 (同時代ライブラリー)

著者 : 加藤周一
  • 岩波書店 (1993年2月15日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002601397

作品紹介

急がば回れ、古典を味わう精読術。新刊を数でこなす速読術。臨機応変、読まずにすます読書術。原書に挑み、原語に触れる解読術。新聞・雑誌の看破術。難解な本をとりこむ読破術。-書物の裏表を知りつくした著者が読書の極意を明快・軽快に指南する。外国での読書術、読書の無限の愉しみを新たに加筆。読書と共にある人生のよろこびを語る。

読書術 (同時代ライブラリー)の感想・レビュー・書評

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  • 019-カト 000253708

  • 小手先のテクニックに頼ることもなく、「速読だ」「遅読だ」とどちらかに偏らないところが好きです。はやく読めるようになるためにも、「遅読」が大切だそうです。「急がば回れ」とはよく言ったものです。

  • 役立つも内容もあった事にはあったけれども、
    常識的な事も多くこれがベストセラーになったとは
    俄にはしんじられない。

    でも読書はいいよ・・・

  • 様々な読書術を紹介した本。

    本を読むことの薦めではなく、読書術なので、精読や速読、読んだふり、難しい本を読む方法など内容は多岐に渡る。

    だが、その根底には世の中には多様な本があり、それぞれが私たちに楽しさを与えてくれるという考えがあるように感じられて何だか読んでいるこちらも嬉しくなった。

  • 本を読むとはどういうことか?

    40~50年前に書かれた読書の方法が現代にも通じる。

    読書とは一生の宝だと感じることができる一冊。

    読みたい本を読むためにこの本を読むべき。

    そんな一冊。

  • 全体的にまっとうな本。良心的とも言える。
    早く読む方がより理解できる本もあるとか、知ったかぶりのスノビズムも開き直りのドーセバカイズムと比べたらずっといいとか、一般的な意見とは逆説的な考えも多く、著者が自身の頭で考えた意見のようで好感が持てる。

  • 2011 10/30 まえがきと4章「はやく読む「速読術」」だけ読了。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。
    基本は眼球運動と文章の構造理解による飛ばし読みで構成されるアメリカ式速読術の紹介と、それを日本の本にどう応用するか(例えばトピックセンテンスが冒頭にないのにどう対応するか)という話+周辺的な雑談。
    すべてアルファベットの英語よりも漢字・かな・カナの混じる日本語文の方が目についた単語からの意味理解はしやすいかもね、という指摘は面白い。

  • 急がば回れ、古典を味わう精読術。新刊を数でこなす速読術。臨機応変、読まずにすます読書術。原書に挑み、原語に触れる解読術。新聞・雑誌の看破術。難解な本をとりこむ読破術。――書物の裏表を知りつくした著者が読書の極意を明快・軽快に指南する。外国での読書術、読書の無限の愉しみを新たに加筆。読書と共にある人生のよろこびを語る。

  • 読書…本を読むということを、色々な方面から分析して、総括してみた本…ですかね。
    どんな本を読むか、どう読むか。
    早く読むか、遅く読むか、何を読むか。
    どんな言語の本を読むか。
    特に、言語の違う本をどう読むかという情報は、なかなか得られないと思うので、貴重なのではないでしょうかね。

    あと、重要なのは、あとがきまでしっかり読むこと。
    あとがきまで含めないと、加藤さんの語る読書術は完結しないと思います。

    いわゆる読書推進活動のための本とは違いますよ。
    あくまで、自分が本をどう読むかということについて書かれた本です。
    人に読ませることまでは考慮していません。
    文字通り、読書術ですからね。

  • 本書は岩波現代文庫版ではなく、岩波同時代ライブラリーのほうである。多くの書評は岩波現代文庫版のほうにあるので、参考されたい。
    内容は素晴らしいと思う。もともと10代~20代に向けて書かれたものである。おそらく良書と考えていいと思う。
    -
    ただ本書の著者は、読み方と言うよりも「書き方」を語っているように思えた。こういう読み方があるから、このように書こうじゃないかという姿勢・覚え書のようにとれる記述が、散見された。(特に読破術)
     この背景はなんとなくわかる。
    「本を書く」という行為は、自身が最も熱心な読者になる。自分自身の作品に対する読書姿勢は裏返せば、それは「書くとき」に最も発生している姿勢でもあるからである。
    すなわち著者は、本書を書きながら、自身にも言い聞かせているように思えた。
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     一方、良書であると思いながらも★★★なのは、文中における 二重否定の多用っぷりによる冗長さである。ムダ!
    その理由を、あとがきで知ったのだが「口述筆記」をまとめたものだそうで、口語と文語の衝突があって、こういうまだるっこしい言い回しになったものと推定される。
    それは「あとがき」の文章が、本文とは比べものにならないほど洗練されていることからも明らかである。
    その点でこのような評価となったが、現在でも充分に通用する内容だと思う。

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