柳田国男と折口信夫 (同時代ライブラリー 202)

  • 岩波書店
3.71
  • (2)
  • (1)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 21
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002602028

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 民俗学に関心のある方には、大変刺激的な本です。

  • 2009年度 8冊目  
               

     同時代ライブラリー202 『柳田國男と折口信夫』 

                                

        

     池田 彌三郎

     谷川 健一   対談

     岩波書店

     1994年10月17日第1版

     264ページ 1000円+税



     同時代ライブラリー202 『柳田國男と折口信夫』を楽しむ。

     以前から気になっていた柳田國男氏の人物像が薄ぼんやりと浮かび上がってくる。

     以前から何かにつけ言われていたが、折口信夫氏や南方熊楠氏などとの関係、柳田國男氏個人の民俗学に対する根本的な姿勢がわかりやすく書かれた一冊。

     柳田國男氏の伝統芸能や都会に関する部分で、京都に住む友人と 長時間電話で話す。

     柳田國男氏の好きな彼女は、釈然としない様子。

     今回の電話では、宮田登氏の名前はあえて出さなかった。

     どうも彼女は、宮田登氏を鼻であしらっている感がぬぐえないのが悔しい。(笑み)

     まぁ、電話と手紙ばかりも何だから、花の季節に一度お茶でもしてみよう・・・。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1914~1982年。国文学者、民俗学者、随筆家。元・慶應義塾大学教授。
1931年慶應義塾大学経済学部予科に入学。1934年国文科に進み、はじめて折口信夫の講義を聴く。以後折口を終生の師と仰ぐ。
著書に『芸能』『日本人の芸能』(岩崎書店)、『私説 折口信夫』、『日本文学伝承論』、『日本の幽霊』『まれびとの座』(中央公論社)、『池田彌三郎著作集』全10巻(角川書店)。


「2016年 『折口信夫芸能史講義 戦後篇 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池田彌三郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×