ことばの政治学 (同時代ライブラリー 218)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002602189

作品紹介・あらすじ

"おくに自慢"のクニと"お国の為に"のクニはどう違う。-スペイン、ロシア、ベルギー…言語問題が民族の自由を求めて噴出する20世紀末のいま、小国や少数民族が言語を含めて共存してゆくために何が必要なのだろうか。新しいことばの世界に読者を誘う異色の哲学者の対話篇。

感想・レビュー・書評

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  • 2017/04/27 初観測

  • 永川玲二さんの本は『アンダルシーア風土記』に続いて二冊目、これですべて。
    あとは翻訳だけになると思います。
    翻訳を読んでみたいです。

    この人は何か国語喋れるのかしら?
    基本的に「人と話すのが大好き」なのですね。
    語学の上達はそれが大きいかも。

  • 日本から出たことがないので、恥ずかしながらまったく意識をしたことがなかったことを突きつけられる内容でした。一読の価値はあります。

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著者プロフィール

1928年鳥取県米子市生まれ。東京大学文学部英文科卒業。東京都立大学助教授を経て、1970年にスペインのセビーリャに移住、海洋文学史等を研究。2000年、一時帰国中に没。著書に『ことばの政治学』(岩波同時代ライブラリー)、『アンダルシーア風土記』(岩波書店)、訳書にグレアム・グリーン『情事の終り』(早川書房)、アラン・シリトー『土曜の夜と日曜の朝』(新潮文庫)、エミリー・ブロンテ『嵐が丘』(集英社文庫)、ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』(共訳、集英社文庫)などがある。

「2015年 『死を忘れるな』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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