生きるための学校 (同時代ライブラリー 237)

著者 : 鎌田慧

• 岩波書店 (1995年9月14日発売)

作品紹介・あらすじ

子どもたちよ、死んではいけない-いじめ、無気力、登校拒否、処方箋のない教師たち…管理教育の浸透に比例して学校の荒廃は拡がり深まる。しかし、どこかに人間復権の教育の芽はないのだろうか。管理教育批判と真の教育復権をめざす20年間の教育現場ルポを集成した。

著者プロフィール

１９３８年青森県生まれ。新聞、雑誌記者を経て、ルポルタージュ作家に。冤罪、原発、開発、労働、沖縄、教育など、社会問題全般を取材し執筆。それらの運動に深く関わっている。
主な著書に『新装増補版　自動車絶望工場』（講談社文庫）、『狭山事件の真実』（岩波現代文庫）、『反骨　鈴木東民の生涯』（新田次郎賞、講談社文庫）、『屠場』（岩波新書）、『六ヶ所村の記録』（毎日出版文化賞、岩波現代文庫）、『残夢　大逆事件を生き抜いた坂本清馬の生涯』（講談社文庫）など多数。

「2024年 『冤罪を追う』 で使われていた紹介文から引用しています。」