伊勢物語 古典を読む (同時代ライブラリー)

  • 岩波書店 (1996年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (266ページ) / ISBN・EAN: 9784002602639

みんなの感想まとめ

深い理解を促す内容が特徴で、古典文学の魅力を再発見できる作品です。特に「伊勢物語」に関する詳細な解説や、在原業平を巡る人間関係、政治的背景が豊富に描かれており、知識を深めたい読者には非常に価値がありま...

感想・レビュー・書評

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  • 3章あたりで力尽きました。伊勢物語の解説書であって、入門書ではないです。ある程度伊勢物語を読み込んでいて、これから更に理解を深めていきたい人向け。

    覚書
    ・もともと、古:伊勢物語があった。おびただしく加筆され、虚実入り乱れ、曲がりくねった成立過程を経て出来たのが現:伊勢物語。
    ・源氏物語が女性主体の文学なのに対し、伊勢物語は男性主体の物語。源氏物語は、光源氏を主人公にしているので一見男の物語のようだが、理想の男性像を一身に集約させすぎて、かえってイメージが鮮明に浮かばない。読む側がくっきり思い描けるのは、むしろ源氏をめぐる女性たちである。
    ・伊勢物語は軽みの文学。芭蕉のいわゆる詫び、寂び、しおり、細み、軽みの、軽み。

  • 伊勢物語や在原業平を巡る人物、政治的な立場など、<br>とにかく詳しく書いてあります。<br>

    <br>ただ、内容が専門的すぎて読むのが大変でした。<br>
    ゆえに入門書としてはお薦めできませんが、<br>
    ある程度「伊勢物語」や業平に対する知識がある人なら十分に楽しめる一冊。

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著者プロフィール

杉本 苑子(すぎもと・そのこ):1925年東京都生まれ。52年「燐の譜」で『サンデー毎日』大衆文芸賞入選。62年『孤愁の岸』で直木賞を受賞、77年『滝沢馬琴』で吉川英治文学賞、86年『穢土荘厳』で女流文学賞受賞。87年紫綬褒章、2002年菊池寛賞・文化勲章。著書に『春日局』『冬の蝉』『冥府回廊』『女人古寺巡礼』など。17年逝去。


「2024年 『大江戸綺譚 時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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