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- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784002603346
感想・レビュー・書評
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岩波書店
外間守善 「 おもろさうし 」
伊波普猷 などの文献を通して「おもろさうし」を解説した本
「おもろさうし」対句の意味がわかると、宗教性、文学性、琉球の思想や言語、稲作文化の南下経路を組み込んでいることがわかる。
「おもろさうし」研究の面白さは「一」「又」記号や 省略記載によって 不完全な神歌を 復元する謎解きにあるように思う
神の世界が、古事記のような構成で描かれ、王権の論理が埋め込まれていることに驚く
「おなり神」信仰は 現代沖縄にも影響が残っているように思う。「おなり神」信仰=女性は生まれながら霊的な力を有し男性を守護する
「おなり」は「お成り」
神話における創造はつねに混沌からの創造である〜神はあったのではなく成った
勝連の阿麻和利のオモロは、伊波普猷の論考と併せて 興味深い
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