地域の力で自然エネルギー! (岩波ブックレット)

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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002707860

作品紹介・あらすじ

海に囲まれ、縁に恵まれた日本は、自然エネルギー資源の宝庫です。バイオマスから波力・潮力、小水力、地熱エネルギーまで、日本に特徴的な自然エネルギーの現状とさまざまな取り組みを紹介します。新時代をリードし、地域を活性化し、環境保全に優れた自然エネルギーと日本の未来を知る一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 「自然エネルギー礼賛本」ではなく、それぞれのエネルギーについて課題を提示しながらも、「地域」に注目して活用を模索している。

    たとえば、漁業組合による波力発電、農村や集落による超小型水力発電(水車)、温泉地による地熱発電、林業者によるバイオマスなどである。

    つまり、それぞれの本業を行いながら、副業としてエネルギー生産を行う、というモデルだ。

    それと同時に、電力会社による一極集中型のエネルギー生産ではなく、分散型のエネルギー生産を提案している。

    また、本書で強調されているのは、日本の「資源」についてである。

    それは、世界平均の2倍の降水量であり、急な河川勾配であり、世界トップクラスの森林面積率であり、世界の10%を占める火山であり、世界6位の距離を誇る海岸線である。

    これらを「資源」と捉え、かつ「地域性」を活かした「適材適所」のエネルギー生産を、本書は提案している。

  • 「日本は資源がない国」と言われているが、そんなことは無かった。
    時に面白そうな地域エネルギーは「地熱」だと思った。深く掘らなくても地熱に辿りつけることは本当に素晴らしい資源であった。しかし地熱発電の開発費は、原発の推進とともに打ち切られてしまったそうだ(*_*)。
    今となっては、「何てことだ…」と誰もが思うだろう。
    原発は過去、地熱は未来(^^)。なんちゃって
    何度も再読したい本です。

  • 日本には隠れた資源がたくさんある。
    降水量も世界平均の2倍の1700mm以上ある。
    小水力、波力、地熱、新林バイパスが今後の日本の資源を救う。
    日本は地熱大国。火山がたくさんあるから。
    オーストラリアには火山が一つもない。
    バイオマスとは生物資源量のこと。日本の資源に自信が持てる。

  • 「地域でエネルギーの自給自足ができるんです」・・本当にそれぞれの自治体で真剣に取り組んでほしい。どんなことが可能なのか色々勉強することから始めたい。

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著者プロフィール

*2016年8月現在 大手前大学学長

「2017年 『現場から創る社会学理論 思考と方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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