- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784002708058
作品紹介・あらすじ
未曾有の就職難のなか、労働条件が劣悪な「ブラック企業」に入らざるを得ない若者が増えている。転職を繰り返す若者たちがいる。社会全体がいま取り組むべきことは?過労死・過労自殺にとりくむ弁護士、過労死した青年の遺族、就活を経験した学生、若者支援団体メンバーからの貴重な報告。
感想・レビュー・書評
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シンポジウム「ブラック企業の見分け方」からの収録です。
実態を知ることと対処法を知ることが大切なのだと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2010年に大阪で行われたシンポジウムの記録。
日本のクソ就活システムと、その土台にある日本の雇用(労働)システムについての疑問を持つための本。For beginnersって感じ。
薄いのですぐ読める。
このシンポジウムでも重要な報告をしているPOSSEは、労働問題に関して非常にいい仕事しているグループ。この本を読んで興味がわいた人は、彼らが発行している雑誌「POSSE」の第10号(就活特集号)を読むと、より掘り下げた考察ができるはず。 -
学生さんが騙されないことを祈るばかり。
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就活も大変そうだけど、就職してからも大変。
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ブラック企業なんて言葉、初めて聞いた。
就職ができないから手当たり次第に入れるところに入ると不幸になると大人は言うが、そんなに簡単なことではない。
サービス残業、離職率が高い、性差別がある、社長がワンマン、過労死が多い。グローバリゼーションが進み、世界経済の地域的、時間的一体化が強まるなかで、日本の労働者が梅雨動くをはじめとしたアジア諸国の労働者と直接競争させられるようになった。
企業側だって、仕方がない部分があるのだろう。これだけ経済が良くないのだから。