今こそ、エネルギーシフト 原発と自然エネルギーと私達の暮らし (岩波ブックレット 810)

  • 岩波書店 (2011年5月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (64ページ) / ISBN・EAN: 9784002708102

感想・レビュー・書評

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  • 産業分析に利用。
    「バイオマス発電」をテーマにレポートを作成するための参考書籍。

  • 原発は維持をするのも、廃炉にするのもコストがかかる。そのかわり、自然エネルギーは技術革新とともにコストが下がる。折り合いはこの辺かな。

  • 本書を読んでやはり原発をなくしていかなくてはいけないんだなということがわかった。イデオロギー抜きの合理的な知の積み重ねをしていかなくてはいけない。

  • 一時間ほどで読了。

    議論の前提となる知の見取り図が共有されていない。なんか、どっかの職場もこうだなぁ…と、いう感じです。知恵をつけないと

  • 原子力というエネルギーは常に問題を孕んでいます。
    ・チェルノブイリ原発事故
    ・広島、長崎への核爆弾投下
    ・第五福竜丸の水爆被害
    ・東日本大震災の福島第一原発事故

    人類は原子力という強大なエネルギーを得ましたが、その代償は大きいものです。
    本著のキーワードは、「安全性の度外視、御用学者等専門家と原子力関係者との結びつき、安全という言葉の裏にあるレトリック」などです。

    原子力がなければ、膨大な人口を支えることができないのか?
    自然エネルギーは安定供給可能か?
    放射能廃棄物の処理方法/2万年以上も残るとされる廃棄物の管理をどのようにするのか?

    様々な問題の中で、原子力と向き合わなければいけません。ただ、本著の一部で原発建設の地元に莫大な交付金が出ることについて、地元の方の思いを汲んでいない記述がみられたのが残念です。
    現環境大臣ー石原氏による「最後は金目でしょ」の発言にみられる地元の思いを蔑ろにする発言はしてほしくないです。

  • Command & Control から Info や Market を使った節電をすべきという考えに共感。
    原子力「ムラ」が復興を妨げている。
    せっかく日本が変われるチャンスだったのにデタラメな政治とデタラメな行政が国を滅ぼそうとしている。

  • 原発廃止→しばらくは遊ばせている火力や水力発電でまかなう
        →自然エネルギーの開発を頑張る
    で、良くない?

  • 今さらレビュー。

    鎌仲ひとみ監督の映画『ミツバチの羽音と地球の回転』を観たのが
    きっかけで、読みました。
    ページが薄いぶん、内容も沢山ではないので
    エネルギー・原発について考える導入として。

  • 氾濫する情報の中から真偽を見極める困難さ《赤松正雄の読書録ブログ》

     東日本大震災で福島第一原発のメルトダウンが起きるまで、一般的には原発の安全性は信じられてきた。しかし、一転、流れは変わった。いまや主客は転倒し、“原発神話”は吹き飛んだ。これまで原発の危険性を指摘し、原子力ムラの閉鎖された空間を陰に陽に糾弾してやまなかった人たちの思いはいかばかりだろう。だから云わんこっちゃない―抑制を利かせながらも、苦々しさを湛えた文章や発言にこのところよく出くわす。

     飯田哲也、鎌仲ひとみ『今こそ、エネルギーシフト』は、そういった文章群の代表格ではないか。たまたま飯田哲也氏(NPO法人環境エネルギー政策研究所所長)を先日の公明党の会合に講師としてお呼びした。新エネルギーのこれからの動向をめぐる論述に感銘を受けた。彼の読み易い本はないか、と探して手にした(ブックレット版)のがこれだ。

     「世界は今第四の革命と呼ばれるエネルギー革命の渦中にあります。残念ながら日本だけは参加できていませんが」―との言葉に代表されるように、飯田氏は長く「原発依存」に毒されてきた日本のエネルギー行政を断罪する。そのうえで、これからの日本の行くべき姿を静かに確信を込めて説き明かす。全編これ読み応えあり、大いに参考になるが、一箇所気になるくだりがある。

     それは、鎌仲さんが山下俊一長崎大教授(この人も先日、党の会合に招いた)のことを悪し様に言ってるところだ。NHK番組や県内のあちこちで、県の健康アドバイザーとして動く同教授が「『年間20ミリシーベルトでもこどもは大丈夫』とか『100ミリシーベルトでも安全です』と発言して回っている。これは実はとんでもない発言なのです」としているが、これはどうなのだろうか。一方的に実名を挙げての批判は聞き苦しい。どちらに軍配はあげられるか。あまた満ち溢れている情報の渦中にあって、対立する意見を持つ人たち双方の主張を同列にならべて聞いてみたい気が募る。

  • 「世界」2011年5月号掲載の対談「自然エネルギーの社会へ再起しよう」に大幅加筆されたブックレット。

    著者は、環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長の飯田哲也氏と、『ヒバクシャ』『六ヶ所村ラプソディー』『ミツバチの羽音と地球の回転』などのドキュメンタリー映画監督の鎌仲ひとみ氏。

    エネルギー全般について考えるための入門書。
    概要について頭を整理するのにも使えます。

  • 緊急出版!!
    「環境エネルギー政策研究所ISEP」飯田哲也所長http://www.isep.or.jp/

    「ミツバチの羽音と地球の回転」鎌仲ひとみ監督http://888earth.net/index.html
    による対談をまとめたブックレットです。
    このご時世に知りたいことの基本が、ぎっしり!
    映画鑑賞とともに、ぜひ一度は目を通して欲しい情報の一つだと思います☆

  • 企画コーナー「今、原発を考える時」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。
    貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2011/5/23-7/31】

    湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1597647

  • 目次
    はじめに
    第一章福島第一原発事故をもたらしたもの
    第二章「安全」という神話
    第三章今こそエネルギーシフト
    (このブックレットは『世界』2011年5月号掲載の対談「自然エネルギーの社会へ再起しよう」に大幅加執したものです。)

    岩波ブックレット。54Pの薄い本です。対談形式でとても読みやすく、ページ数は少ないですが、纏まっていて、飯田氏特有の説得力もあります。
    分厚い本を読まなくても、これで、大体大まかな、原発の今昔の問題点、エネシフの流れが分かる感じではないでしょうか。(逆に細かな部分はありません。)

    前半で、政治や学者・マスコミの問題点語った上で、エネルギーシフトが必然。そしてその具体例や今後の展望などが語られる。
    後半ではそれを踏まえて、日本のエネルギーシフトの必然が語られる。

    自然エネルギーについて、具体的な祝島の例や日本の地域に沿った具体的な例も提案されているので、興味深かく、
    また飯田氏に加えて、鎌仲氏の映画監督視点でのお話が挟まれているのが、理論理論の本でなく、個人的には好きでした。

    現在の原発依存型の社会に絶望している者としては、再生可能エネルギーの未来的展望など、読後、とても希望を感させてくれる本です。

    対談型の編集(字も大きい^^)なので、非常に読みやすいと思います。
    逆に、詳しい方にとっては、物足りない内容かもしれません。
    難しい話がだめな私でも、内容が分かりやすかったので、そういう方に特におすすめです。

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著者プロフィール

(いいだ てつや)文学博士/立命館大学名誉教授。

「2022年 『アースヒストリー(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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