日本の保育はどうなる――幼保一体化と「こども園」への展望 (岩波ブックレット)
- 岩波書店 (2012年6月7日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
- / ISBN・EAN: 9784002708409
作品紹介・あらすじ
長らく議論されてきた「幼保一体化」問題。その制度化をめざす「子ども・子育て支援法案」が国会に提出され、様々な疑問が出された。新設が予定される「こども園」で本当に待機児童は解消するのか、保育の質は保たれるのか、保育料はどうなるのか-法案検討ワーキングチームの一員として、保育園が大切にしてきた理念を盛り込むことに努めてきた著者が、法案の内容と今後の課題をわかりやすく説明する。
感想・レビュー・書評
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待機児童が深刻な問題にあることがよく分かる。
表なども多く、データと合わせて考えることができる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
薄く完結にまとめていただいてる本です。
できれば、法施行後の現在に、更新して、再発行してほしいです。 -
教育や福祉に、効率や経済的利益は馴染まない。
幼保一体化が幼児のよき成長ために作用することを期待する。 -
認定こども園→総合こども園へ
2015年度の消費税引き上げ後,財源を確保した上で移行。
しかし,幼稚園型,託児所型保育所は依然として残るなかでの移行であり,3歳未満児の待機児童の解消は難しいだろう。公的サービスだけで対応できない部分をどう取り組んでいくか工夫がいる。
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