希望の大地(フォトエッセイ) 「祈り」と「知恵」をめぐる旅 (岩波ブックレット 841)

  • 岩波書店 (2012年6月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (80ページ) / ISBN・EAN: 9784002708416

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

自然と人間の関係を深く考察するこのフォトエッセイは、現代社会が忘れがちな「光」とは何かを問いかけます。著者は、震災後の生き方を模索しながら、私たちが過小評価している自然への畏怖や、過大評価している科学...

感想・レビュー・書評

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  • 暗闇で明かりをつけてみる。光は希望、理想のメタファ。自分だけに光を当ててみると自分自身が希望になり理想になるが、行く先は闇の中。自分だけに光を当てたがる偽政者は行く先を見失った独裁者。光は遠くを照らすもの。現代日本人の過小評価した自然観と、過大評価した科学技術への信仰が3.11のフクシマを生んだ。夜の闇や突然の雨は自然であり変える事が出来ない。ひたすら受け入れるしかないもの。人間は自分たちの力を驕ってはいけない。慎みが必要。もともと夜は暗いもの。変えられないものは受け入れるしかない。

  • 初めて桃井和馬さんの本(写真)を読みました。
    80ページほどの小冊子ですが、書かれていることが素晴らしい。
    大切なメッセージが凝縮されています。

    Amazon内容説明には、こう書かれています。
    24時間、明りに照らされた生活を手に入れた現代。しかし、私たちは本当に大切な「光」を見失っていたのではないか。自然への畏怖を忘れ、人間を最も優れた生物とする価値観が、大震災と原発事故を経て、いま根本から問われている。世界各地の自然や人の暮らしを見つめてきた著者が、自らの体験をもとに震災後の生き方を探る。

    これは、3・11以降、様々な本で取り上げられているテーマだと思いますが、桃井氏の文章には、また違う視点というのでしょうか、独特な視点があって、それが心の深みにまで響いてきます。

    もっと桃井氏の著書を読みたくなりました。

  • 幾冊もの「震災関連写真集」を見た。この中でもこの作品は、事実を伝えるだけでなく、作者の視点を明確にしたものとしてこころを打つ。モノ化社会、原発反対の理由。
    聖域は、暗く、無駄が多く、何かがいる空間だが、効率を優先するこの消費社会では、それらのものを排除してきた。
    地球はひとつしかない。そのことを三陸沿岸部でも、世界の聖域でも感じることを提起している。

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。写真家

「2011年 『TSUNAMI3・11』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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