ルポ 労働格差とポピュリズム――大阪で起きていること (岩波ブックレット)

著者 :
  • 岩波書店
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002708584

作品紹介・あらすじ

半年先に仕事や住まいがあるかどうか分からない。フルタイムで毎日働いても暮らせない。将来の不安を思うと結婚にも二の足を踏んでしまう。政権交代をしても変わらない、そんな閉塞的な状況とともに広がってきた、強いリーダーシップへの期待。複雑なはずの問題も一刀両断にしてみせる「英雄」に、何が託されているのか。

感想・レビュー・書評

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  • 橋下が欲しいのは安い賃金で奴隷のように働いてくれる公務員!

  • 情報や知識を正しく持たないと頭の良い人にいいように使われてしまう。同じように思考停止に関しても非常に怖く思った。

  • 政治はパフォーマンスで決まる。

  • 私は大阪市の現状や橋下市長の政治姿勢についてはほとんど知識がありません。大阪市の非正規低所得層が橋下市長へ期待する心情などのレポは興味深かったです。根拠の無い「ネトウヨは低学歴低所得層」というレッテル貼りに落ち込むことなく、労組の思考停止振りなどへも批判を向けております。
    低賃金で働き、明日への希望が無い層が完全に絶望してしまえば、社会はもっと引き裂かれてしまうやもしれません。既得権者への不毛なバッシングではない解決策はあるのでしょうか。

  • 「英雄のいない時代は不幸だが、英雄を必要とする時代はもっと不幸だ。」偶像を英雄とみなさなければならない時代はさらに不幸だ。

  • 橋本徹大阪市長による市政改革の一つである「公務員改革」、そのなかの非正規雇用についてルポしている。面白いのは、橋本市長による一連の「改革」で最もデメリットを被るであろう(デメリットが有ることは明示しているわけではないが)非正規雇用者の多くが、橋本を支持していることである。やたらと君が代・日の丸問題と絡めようとしている点が気になったものの、非正規雇用について、これまでの主に「正社員」を組合員としてた労働組合はまじめに取り組んでいなかったという指摘は、何度も繰り返し指摘されていることながら、痛い指摘である。今後、非正規雇用の問題についても、非正規雇用労働者と連携して取り組まなければならないだろう。

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