安倍改憲政権の正体 (岩波ブックレット)

著者 :
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002708713

作品紹介・あらすじ

憲法改正、教育改革、TPPへの参加、原発輸出…。アベノミクスの成果が喧伝されるなかで、第2次安倍政権が進めようとしているのはどのような国家体制づくりか。ジャーナリストとして、国家による「内心」への介入や貧困・格差問題、消費増税の問題などを取材してきた著者による渾身の安倍政権論。

感想・レビュー・書評

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  • 岩波ブックレットなので、ページ60枚ほど。

    安倍政権に対し、不支持の立場からの目線。2013年4月28日、主権回復からの61年目、天皇陛下が参加された式典での万歳三唱。この違和感は確かに、少なからぬ国民が感じたのではないだろうか。この点で著者斎藤貴男の言いたい事は分かるのだ。芸能人や野球選手を利用した広宣、ポピュリズム然り。しかし、戦後レジームからの脱却という言説とアメリカへの接し方を、当然取るべき一貫性として論じるのは如何か。沖縄に米軍を置く事は、独立国の戦略として考えても矛盾はしまい。まして、核の傘を真っ先に考えれば、当面はその作戦から始めるしかない事は自明である。斎藤貴男は9条信者であったろうか。

    アメリカに対して毅然とした態度を取れと主張する論者は、この圧倒的な米国との軍事力の差をどうしろと。政治に理想は必要だが、目の前の政策はリアリズムがなくてはなるまい。と言うのも、この斎藤貴男の論文は、現政権によるアメリカ追随の戦略を全て感情的に批判してしまい、論考を停止させてしまっているからなのだ。アメリカ同調的に見える政策、判断にも、良し悪しあろうが。

    国民が正当な手続きで選んだ政権を、批判あり気で論じる偏りは如何なものか。政策の是非を論じて欲しいものである。

  • 安倍晋三のことは前から大嫌いだけども、この本読んでますます嫌いになった。何がいいのかなぁ・・・安倍晋三。選挙で自民党が勝ってしまう現状にも悲しくなる。でも斉藤さんと意見の違う人の対論も読んでみたくなった。

  • 真夏の怪談よりも、怖い。日本の価値観がぶっ壊されそうな危機がもうそこにある。

  • 現在の安倍政権がいかに浅はかであるかを暴いた本。
    対米追従路線もここまでくれば噴飯もの。
    小泉の中曽根も表向き鷹派で愛国者ぶり実はアメリカに迎合あるいはすり寄っていた軟弱政見だったが
    安倍政権もここまで情けないとは知らなかった。
    橋下市長もほとんど同じイデオロギーである。

    国民はバカ、やりたいようにやらせろ、産業界についていく。泣きたい奴は泣けである。

    朝日新聞も情けない。

    ここまでひどい与党を放置しているとは実はマスコミの問題でもある。

    皆さん選挙にはいきましょう。

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著者プロフィール

ジャーナリスト。1958年東京生まれ。早稲田大学商学部卒業。英国バーミンガム大学修士(国際学MA)。新聞記者、週刊誌記者を経てフリーに。さまざまな社会問題をテーマに精力的な執筆活動を行っている。『「心」と「国策」の内幕』(ちくま文庫)『機会不平等』(岩波現代文庫)『消費税のカラクリ』(講談社現代新書)『戦争経済大国』(河出書房新社)など著書多数。『「東京電力」研究 排除の系譜』(角川文庫)で第三回いける本大賞受賞。

「2018年 『日本が壊れていく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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