書籍文化の未来――電子本か印刷本か (岩波ブックレット)

著者 :
  • 岩波書店
3.05
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本棚登録 : 85
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002708737

作品紹介・あらすじ

電子化に翻弄される出版界。グーテンベルク以来の革命の正体とは何か。なぜアメリカで本の電子化が急速に進み、日本やヨーロッパではなかなか進まないのか。世界の出版状況を俯瞰し、「読む」とは何かを深く考え、書籍文化のあるべき姿を提言する。

感想・レビュー・書評

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  • 難解。電子書籍と印刷本はトレードオフとしての共存であると言う。そうなのか。言えることは、電子書籍は現段階においては印刷本と比して、決して便利なわけでも価値あるわけでもないと言うこと。それを前提として電子書籍の価値を拡大させていけるのか。ストックには印刷本、フローには電子書籍が適していると言うのはまさにそうなのでしょう。

  • サブタイトルに電子本か印刷本か、とあるように、その二軸に重きが置かれている、かと思いきや冒頭は海外出版事情であり、それを日本に投影してみると、日本の知的後退みたいなものが見えて、結構ブルー。
    amazonの登場も含めて、本をどう売るか。ミリオンセラーは、いわゆるステマがしかけられないと作れない、とか、ベストセラーは出版社を潤すが、中身次第で文化のあり方を変えるおそれがある、と。昨今のベストセラーを見ていると、ホント、そんな感じですね。
    後半は電子書籍リーダーの欠点をあげながらも、両者共存して進化しよう、みたいな。僕も電子的画面を「流し読み」しない派だったのです。どうも電子派は流し読みするからレベルが低い的に読めてしまう。短い文ですが、消化不良。

  • 電子本について
    <利点>
    ①入手の容易さ
    ②可搬性
    ③更新可能性
    ④規模
    ⑤検索容易性
    ⑥相互参照可能性
    ⑦多様な表現媒体の組み合わせが可能
    <欠点>
    ①熟読向きではないという社会的評価
    ②リーダーの非永久性

    使い分ければいいってことかしらね。

  • 外国の出版事情がよくわかる
    国籍とか!持ち株とか!意味わからなかったものー

  • 2013 9/15読了。Amazonで購入。
    タイトルから買わないとなあ、と思い買ったもののそのままになっていた本。
    電子書籍まわりの議論について、ほとんどは既知の内容ではありつつある程度まとまってはいるので、事実を書いた部分を確認するには使えるかも。

  • 「俺は電子書籍きらい」って感じが伝わる。
    ・電子書籍は紙媒体に比べ80パーセントの速度でしか読めない
    →単に慣れの問題。どの年代で調査したのか?デジタルネイティブにとってはスクロールで読む方が速いかもしれない

    アメリカの話や学術書の話など、話が飛び、何を言いたいのかわからない。数字だけ並べられても困る。

  • 書籍について数冊借りたうちのひとつ
    0 総記 (情報学、図書)
    岩波ブックレット 873
    63ページの薄さ


    メモ

    ・フランクフルトブックフェアについて
    出版、マルチメディアの国際見本市である。
    売買、技術交換が行われる交流の場。

    2009年中国はゲストオブオナーであった。
    中国の展示数はアジアで1位。
    習近平の文化戦略、貿易拡大。
    イギリスの本作りは中国が積極的に受注。
    中国は英語圏の翻訳も多い。

    ・書籍単体だと収益性が低い
    63ヶ国で展開するドイツの複合企業ベルテルスマンの例など。ミックスして売ると収益性は上がるが、、、寡占は問題あり。



  • * 購入日20170414
    * Amazonで購入した。

  • グローバル化の波が押し寄せる現代において、出版業界もまた、例に漏れず海外からの影響を受けてきた。いまでは日本でも一般的となったアメリカの通販サイト「アマゾン」が1995年に本のネット販売を開始したことに始まり、現代の書籍文化は様々な変容を遂げてきた。最大の変革とも言えるのが、本の電子化である。出版不況とも言われる世の中で、冊子体と電子書籍はこの先共存していけるのか。書店と出版社が生き残るにはどうすればいいのか。本書は、書籍文化の未来について、問題を提起し、問いかけている。ふだんネットで本を注文している人、電子書籍を読んでいる人、本を愛する全ての人にぜひ読んでもらいたい一冊。小冊子となっており、空き時間に手軽に読める分量であることも魅力。

  • 4〜5

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