原発は火力より高い (岩波ブックレット 880)

  • 岩波書店 (2013年8月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (72ページ) / ISBN・EAN: 9784002708805

みんなの感想まとめ

エネルギー政策の現実を鋭く掘り下げる本作は、原子力発電が実際には経済的に不利であることを明らかにしています。発電単価が安いとされてきた背景には、都合の良い数字が存在しており、著者はその真実を解明します...

感想・レビュー・書評

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  • 2012年に出版された『原発は不良債権である』の続編。発電単価が安い安と言われてきた原子力発電ではあるが、それは原発によるエネルギー政策を進めるために、都合上つくられてきた数字であり、公表されてきた数字を使って計算してみても、安いという論理は成り立たないことを明らかにしていく。その中で、この巨大な不良債権をどうすべきなのか、賠償問題をどう組み立てなおしていくのか、そして分散ネットワーク型社会へ向けての提言、などが述べられていく。
    実際には、東京電力がもはや経営破たんをきたしていることをあらわす様々な数字が生々しい。

  •  ……イヤもうそれ最初から気づいていたことでしょ? という気がする。
     要は「未来にツケを払わせて今は何とかしのぐ政策」のひとつ。

     なんというか、発展途上国(という言い回しもおかしいけれど)が発展するためにそれ以外を考えられないというならわかるけど、日本はいまだにその根性なんだろうなぁと思う。
     だからこそオリンピック怖い。日本の発展のためと言って、未来に借金を負わないか? ほんとうに?

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著者プロフィール

1952年、東京生まれ。東京大学経済学部卒業。法政大学経済学部教授、慶應
義塾大学経済学部教授などを経て、現在、淑徳大学大学院客員教授、慶應義
塾大学名誉教授。著書多数。近著に『現代カタストロフ論 経済と生命の周
期を解き明かす』(岩波新書)、『岸田自民で日本が瓦解する日』(徳間書店)、『高
校生からわかる日本経済 なぜ日本はどんどん貧しくなるの?』(かもがわ出
版)、『裏金国家─日本を覆う「2015年体制」の呪縛』(朝日新書)がある。

「2024年 『「食料・農業・農村基本法」見直しは「穴」だらけ!?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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