「エネルギー自治」で地域再生!――飯田モデルに学ぶ (岩波ブックレット)

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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002709260

作品紹介・あらすじ

再生可能エネルギーへの投資が加速している。しかし、再エネ事業を大手企業が担っているのでは、集中型の電力供給システムの形は変わらない。本書では再エネ普及で先進的な長野県飯田市を取り上げ、地元で分散型の再エネ事業を担うことの重要性と、事業推進の過程で地域の住民自治力が涵養されることを指摘する。再エネ事業をハード面だけでなく、ソフト面とも一体のものとして分析し、将来の方向性を指し示す。

感想・レビュー・書評

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  • 再生可能エネルギーによって、地域の自治力アップと再生を実現しようという啓蒙書。「飯田モデル」とも言われる長野県飯田市の実例を参考に、エネルギー事情が、今、集中型から分散型へという流れに変わりつつあることの意味を明らかにする。エネルギー供給の分散化が、エネルギー生産と消費の民主化、ひいては地域経済の自立化へとつながる構造的変化を、地方自治体のかかわり方や、成功へといざなう要因を列記しながら、わかりやすく解説をしている。

  • 買い取り制度の元では民間業者になる。民間事業者が実施する事業の内容を自ら決め、リスクをとって資金調達を行わなければならない。

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著者プロフィール

1968年(昭和43年)、大阪に生まれる。同志社大学経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。経済学博士。横浜国立大学経済学部助教授などを経て、現在、京都大学大学院経済学研究科教授。専攻、環境経済学、財政学、地方財政論。著書に「環境税の理論と実際」(有斐閣、NIRA大来政策研究賞、日本地方財政学会佐藤賞、国際公共経済学会賞受賞)、「思考のフロンティア 環境」「ヒューマニティーズ 経済学」「「エネルギー自治」で地域再生!」(以上、岩波書店)、「地域再生の新戦略」(中公叢書)、「私たちはなぜ税金を納めるのか」(新潮選書)などがある。

「2018年 『人口減少時代の都市』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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