原発避難者の声を聞く 復興政策の何が問題か (岩波ブックレット 927)
- 岩波書店 (2015年6月4日発売)
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感想 : 3件
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Amazon.co.jp ・本 (80ページ) / ISBN・EAN: 9784002709277
感想・レビュー・書評
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543.5||Ya
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自分自身が置かれている立場についての説明がつかないので、どこに住んでいいかわからないと思う。借り上げ住宅なんて、いつまでも住んでいられない。
地に足つけて生活がえきれば、ほとんどのものは解決できると思うけど、そういう状況にない。 -
「とみおか子ども未来ネットワーク」(福島県双葉郡富岡町からの避難者による団体。現在はNPO法人)が行ってきたタウンミーティングでの発言をもとに、風化しつつあると言われる原発事故による避難者たちの深刻な問題を、改めて「人間としての目線」で共有しあうことを目的に作られたブックレット。強制避難者と自主避難者、県内避難と県外避難といった立場の違いからくる保障や情報量に対する不公平感や、家族分離、生活喪失など、金額には換算できない問題、また、当初は同情的であった避難先の人々との間で次第に深まる心の溝や差別意識。当事者たちの立場からすると首をかしげざるを得ない国の施策など、さまざまな問題を改めて認識することができる。今も多くの人が苦しんでいるのだという事実はとてつもなく重い。
著者プロフィール
山本薫子の作品
