スノーデンが語る「共謀罪」後の日本――大量監視社会に抗するために (岩波ブックレット)

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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002709765

作品紹介・あらすじ

米国による大規模な個人情報収集の実態を告発し、世界を震撼させた元CIA職員エドワード・スノーデン。亡命中のロシア・モスクワで、共同通信記者による単独会見が実現した。スノーデンが読み解く「共謀罪」の本質、米国の監視システムに組み込まれる日本社会の現実とは-。為政者のためではなく、市民のための自由な社会を取り戻すために、いま何をすべきかを問う。

感想・レビュー・書評

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  • プロローグに以下のことが書かれていました。
    スノーデンは、テロ対策を根拠に挙げる共謀罪法案に強い関心を持ち、徹底的に調べていた。
    法律が成立すると、いったい何がこれから日本で起こるのか、インテリジェンス(諜報)コミュニティの一員だった立場でクリアに予測した。
    そして、日本の人々へのメッセージを語った。

    ということで、内容
    プロローグ
    第1章 共謀罪法、大量監視の始まり
     なぜ今、成立を図るか 新たな監視を公認する法案
     もちろん一般人も対象 権力とテクノロジーが結びつく
     とき
    第2章 大量監視は人の命を救わない
     一件のテロも阻止せず あらゆる人の個人生活の完璧な
     記録 「ばかげています」 民主主義の危機
    第3章 世界に広がる監視網の一翼
     米国が法律立案、法改正に深く関与する
     取り込まれる日本 日本をスパイする
    第4章 死ぬほど怖いが、やるべき価値はある
     公衆のスパイ スマホを安全に持てる社会に
     携帯の位置情報を標的に 満足することはできる
    第5章 モラルに基づく決断は、時に法を破る
     ナチスのプロパガンダ あなたが価値を持っている
     根拠 弱者のために モラルにかなうか
    エピローグ

    読み終わって、日本という国がアメリカの植民地?状態であることがわかるし、安倍・菅ラインが如何に売国奴であるかもよく理解できました。
    スノーデン氏の今後ますますの活躍を来たしながらも身の安全を案ずるものである。

  • 東2法経図・開架 326.8A/G94s//K

  • スノーデンさんとの単独会見記録です。プライバシーは権力者のためにあるのてわはなく、弱者、自分自身を守れない人のためにある、モラルに基づく決断は時に法を破る、法が公衆や国民、未来に奉仕する限りにおいて、法を支持し、護るべきというメッセージ。

  • スノーデン氏の生の言葉が書かれていて、とても興味深く読みました。

    多くの人は、まさか日本がそんなことするはずがない…と普段は思わないでしょうが、この本を読むと恐ろしくなります。

    スノーデン氏の警鐘にもっと目を向けるべきだと思います。

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