保育園は誰のもの――子どもの権利から考える (岩波ブックレット)

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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002709772

作品紹介・あらすじ

保育園に入れない、いわゆる待機児童が問題になって久しい。一方では保育園の量的改善のため規制緩和によって、十分なスペースも、保育者の手も目配りも不足しがちな施設が増えている。選択肢は増えても、不安は増すばかり。そもそも保育園は誰のもの?誰のための「便利」?子どもにとって最良の保育とは何か。日本が批准している「子どもの権利条約」に立ち戻り、原点から問い直す。

感想・レビュー・書評

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  • <図書館の所在、貸出状況はこちらから確認できます>
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=331814

  • 論理的によくまとまっており、初学者には最適なテキスト。待機児童問題解決に邁進する中で、面積、保育士数の基準の緩和が続けられ、質の担保が出来ていないという話。対策の提言はなし。

  • [図書館]
    読了:2018/2/11

    かなり有意義な本だった。

    表面的な数字だけ取り繕って見せかけの待機児童数を減らして「成果」と言う自治体、緊急避難措置だった定員弾力化で数値上の待機児童数が減ったのをいいことに根本的な対策はなにもせず定員プラス25%をデフォルト扱いにしてきた自治体…。
    いま「生産性」を並行して読んでるからつい結びつけてしまうけど、質ではなく量の追求が生産性を下げる、という構図そのものだなぁと思った。

    父親が大黒柱として働き母親は専業主婦として家の面倒を見る、というライフスタイル自体が戦後の高度経済成長期に広がったものなのでそれを「本来の姿」として議論すること自体おかしい。
    →あー…これよくいるわ。比較的若くても自分がそう育ってきているとそれが正なる姿と思いがち。

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