検証 迷走する英語入試 スピーキング導入と民間委託 (岩波ブックレット 984)

  • 岩波書店 (2018年6月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (112ページ) / ISBN・EAN: 9784002709840

みんなの感想まとめ

英語入試改革に関する重要な問題点が明らかにされており、特に民間英語試験の導入には多くの懸念が残ることが強調されています。公平性や採点者の質、民間試験の信頼性といった形式的な課題に加え、経済格差や地域格...

感想・レビュー・書評

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  • 先送りされた英語民間試験だが、背景にある問題は山積みなのが分かる。

  • 最近話題になっている英語入試改革は日本の英語力向上に役立つのか?民間英語試験導入には非常に重大な懸念が残る述べている。

    形式な問題点としては公平性、採点者の質、民間試験の信頼性が挙げられる。経済格差や地域格差によって受験のチャンスに不公平が生じてしまうことは、教育的観点から断じてあってならない。また受験生も激増することも見込まれるであろう。故に質の高い採点者を確保することも困難に違いにない。さらに多様な民間試験が混在する今日、これらをまとめた基準を定めることは非常に難しいであろう。加えて政府による根拠を欠いた発案が次々と露わになっていることも見逃すことはできない。

    実質的な問題点としては4技能で区切る意味があるのかという点が挙げられる。スピーキング試験の導入は、一見妥当な政策と思われがちだが、実際そこまで重要なわけではない。会話においてはまず相手の主張を聞ける力が必要であり、発声は二の次。このようなスピーキング至上主義も危険な発想である。したがってチャンスの公平性、真の英語力向上の観点から、現在進められている英語入試改革には改善点はまだまだ多い。

  • センター試験が、大学の入学を志願する者を対象にした試験である以上、問題作成する大学教員が、出題の意図や難易度をコントロールできない検定試験を活用し、それを含めて共通テストと名乗ったことはやはりおかしな話であったと、今は思います。

  • 641円購入2018-06-19

  • 高校の日本史を教えている先生には書かせなくてよかった。的外れ。

  • いやこれ英語に限らずいわゆる「大学入試改革」はもうエビデンス無視のめちゃくちゃなものだから、当然本書の批判もことごとく正鵠を射ている。この「改革」、今からでもなんとかならんか。

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著者プロフィール

東京大学名誉教授

「2026年 『学力の心理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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