アニマルウェルフェアとは何か (岩波ブックレット 985)

  • 岩波書店 (2018年8月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (72ページ) / ISBN・EAN: 9784002709857

感想・レビュー・書評

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  • なんとなく耳にはしているけど、よくはわかっていない「アニマルウェルフェア」。直訳では動物福祉となる。畜産が動物福祉に沿ったやり方で行われているか、屠殺も含めての法律が世界で整備されている中、日本では実に具体性のない文言の法的強制力のないガイドラインしかないということがわかった。
    また、海外からのお客さんのニーズもオリンピックに向けて考えると、アニマルウェルフェアに適った方法での飼育や商品表示が求められることになるだろう。こんなこと言い出したらキリがない、という人もいるかもしれないが、本来持続可能な方法で食べられるだけのものをいただくのが、人間がこれからも生き延びていくための道ではないだろうか。

  • わかりやすかった。アニマルウェルフェアとは、食肉や採卵用の家畜を、その本来の動物らしさや尊厳を大切にして扱うこと。日本の家畜の扱いがひどすぎるし、そのことが知られていないために消費者側もエシカルな選択ができないのが問題。バタリーケージや妊娠ストールで飼育されるのではなく、食べられる運命にある家畜たちがせめてのびのびとして生きられるといい。それを促進するために多少高いお金を払うのは構わない、と思っていたい。

  • まさに「アニマルウェルフェアとは何か」を知りたくて手に取った本。
    具体的事例や海外と日本の比較について紹介されており、本書一冊で十分にタイトルを果たす内容だと思う。
    時間はかかるだろうが、アニマルウェルフェアに配慮した畜産が当たり前になることを願ってやまない。
    微力ながら、卵は平飼いのものを買うようになった。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/

  • 資料

  • アニマルウェルフェア第三弾。これが軸になりそう

  •  

  • 日本の畜産業の現状について大変勉強になる。

  • 645-E
    小論文・進路コーナー

  • 五輪の畜産物調達についても、AW対応って議論されていたよう。
    この本には、国際獣疫事務局(OIE)が紹介されてます。1924年にパリで発足した、世界の動物衛生の向上を目指す政府間機関で、ここがWTOと協定を結んでいることで、世界的な影響力を持っているんだそう。で、そのOIEに「陸上動物衛生規約」と「水生動物衛生規約」ってのがあって、両規約のAWについてはウェブサイトのインフォグラフィックがわかりやすい…とあったのでアクセスしてみたけど、残念ながら現在は一枚ペラで動かない。

    日本で唯一、エイビアリー式鶏舎を導入している、埼玉県の丸一養鶏場さんのHPに行ってみた。おお、ニワトリがヒトを怖がらずに寄ってきている!

    ちなみに日本人って、世界第3位の「卵食国民」なんだそう。エシカル消費を実行するのはもちろんとっても大事なことだと思うけど、玉子が30個で2500円かあ…。むむむ。

  • アニマルウェルフェアについて端的にわかった。
    根拠がしっかり示されてて納得できる。

    私たちは命をいただかないと生きていけないから、いただく命のことを真剣に考えないといけないと思う。

  • アニマルウェルフェアという言葉を初めて知った。家畜動物にも意識はある。考えさせられる言葉。読んでいて胸が苦しくなった。

  • 645||Ed

  • アニマルウェルフェアの入門書。最初の家畜飼育の現状のところは読んでいてとても辛い。

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著者プロフィール

大学院大学至善館教授、有限会社イーズ代表取締役、株式会社未来創造部代表取締役社長、幸せ経済社会研究所所長、環境ジャーナリスト、翻訳家
東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。『不都合な真実』(アル・ゴア著)の翻訳をはじめ、環境・エネルギー問題に関する講演、執筆、企業のCSRコンサルティングや異業種勉強会等の活動を通じて、地球環境の現状や国内外の動きを発信。持続可能な未来に向けて新しい経済や社会のあり方、幸福度、レジリエンスを高めるための考え方や事例を研究。「伝えること」で変化を創り、「つながり」と「対話」でしなやかに強く、幸せな未来の共創をめざす。
心理学を基にしたビジョン作りやセルフマネジメント術で一人々々の自己実現を手伝うと共に、システム思考やシナリオプランニングを生かした合意形成に向けての場作り・ファシリテーターを、企業や自治体で数多く務める。教育機関で次世代の育成に力を注ぐと共に、島根県隠岐諸島の海士町や徳島県上勝町、宮城県気仙沼市、熊本県南小国町、北海道の下川町等、意志ある未来を描く地方創生と地元経済を創り直すプロジェクトにアドバイザーとして関わる。

「2023年 『答えを急がない勇気 ネガティブ・ケイパビリティのススメ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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