国家機密と良心 私はなぜペンタゴン情報を暴露したか (岩波ブックレット)
- 岩波書店 (2019年4月6日発売)
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感想 : 4件
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Amazon.co.jp ・本 (120ページ) / ISBN・EAN: 9784002709963
作品紹介・あらすじ
ベトナム戦争の嘘を暴露する良心的告発を行ったエルズバーグ氏。時の大統領を窮地に追い込んだ人物は、どんな人生を辿り、いかなる葛藤を経て、内部文書を告発するに至ったのか。差し迫る核戦争のもたらす惨禍を政府内部で知った経緯は? そして日本へのメッセージは? 驚嘆すべき記憶を詳細に語った単独インタビューの記録。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
国家の秘密と個人の良心が交錯する中で、平和の意義が問い直される本作は、ベトナム戦争における機密文書の暴露を通じて、現代の私たちにも重要なメッセージを投げかけています。著者は、政府の秘密保全制度がどのよ...
感想・レビュー・書評
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ベトナム戦争に関する機密文書を暴露した男性のインタビュー。
国の安全を守るための秘密保全と、その制度が悪用されうるというジレンマの問題かと思っていたら、そもそもこの本の内容には国の安全を守るための秘密保全という観点がなかった。
違法行為を唆しているに等しい部分もある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本の内容がどこまで真実かはさておき、日本のリーダーが決まる総裁選の前に、憲法第九条の改正や原発問題について改めて考える機会を与えてくれた。地震大国にも関わらず原子力発電所の再稼働を決定した政府には閉口する。他の選択肢をなぜ検討しないのか。本当に国の事を思う誠実な人間がリーダーになってほしいと常々思う。
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日本における平和。
憲法9条の在り方が今見直されようとしている現在を生きる我々はどのように平和と向き合い、戦争を遠ざけていくのか。
アメリカから見れば日本の平和は与えられた平和。
しかし、核兵器の運用まで携わった筆者はそれでも日本は平和であるべきだし憲法9条の意義をアメリカ人の目線から改めて守るように訴える。
その為に国家が秘密裏にどのような考え、実行しているのかを市民は知り、考える材料を持つことの大切さを筆者は説いている。
与えられたものが偽りの平和と考え憲法9条を放棄するのか。
偽り平和と言われようが日本人は過去の戦争から平和を希求する民族に変化したと考え、その平和を大切に守り続けるのか。
今わたしたちの平和と戦争の携わり方が問われている
