3.11を心に刻んで 2021 (岩波ブックレット 1042)

  • 岩波書店 (2021年3月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (108ページ) / ISBN・EAN: 9784002710426

作品紹介・あらすじ

2011年5月以降、300名を超える筆者により毎月書き継がれてきたウェブ連載。本書にはその第10期分24人の寄稿とともに、被災地の現在を伝える河北新報社の現地ルポ「あの日から」、好評「3.11を考えつづけるためのブックガイド」、ブックレット化最終巻につき10年の全寄稿者索引も収録。

みんなの感想まとめ

震災を忘れずに考え続けることの重要性をテーマにした本書は、300名以上の筆者によるエッセイや現地ルポ、ブックガイドを収録し、読者に深い感銘を与えます。特に、震災の影響を受けた個々の物語や教訓が、未来へ...

感想・レビュー・書評

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  •  岩波書店HPのWeb連載「たねをまく」で、今も3か月毎に更新される「3.11を心に刻んで」。
     2011年3月の東日本大震災を忘れず考え続ける場として同年5月にスタート。以降、300名を超える筆者により書き継がれ、連載は現在、単行本1冊とブックレット9冊(2013〜2021、ブックレット化は本巻が最終巻)にまとまっているようです。

    【ブックレットの内容】
     I 3.11を心に刻んで(24篇のエッセイ)
     II あの日から
        ・私立ふじ幼稚園 ・大川小遺族
            のこれまでの軌跡と未来
        ・10年目の冬に(河北新報の震災報道)
     Ⅲ 3.11を考え続けるためのブックガイド
        7名の方が3冊ずつ紹介

     エッセイで驚いたのが、震災の9年前に、歌人・佐藤祐禎さん(大熊町で農業、避難先のいわき市で2013年没)が詠んだ短歌です。預言者か…。
      「いつ爆(は)ぜむ 青白き光を深く秘め
         原子炉六基の 白亜列(つら)なる」
     白亜の文言が秀逸です。そびえる白壁は、かつて恐竜やアンモナイトが繁栄し絶滅した中生代最後の白亜紀の象徴なのでしょうか?

     また、宮城県山元町の私立ふじ幼稚園の事例が胸に響きました。津波で園に通う一人娘を亡くした母親(遺族)と、震災当時から園長を務める女性(責任者)が、共同で防災教育に立ち上がるストーリー。大川小とは対照的な経過です。教訓から再発防止につなげ、未来の命を守れたらと思います。

     コロナ禍もありますが、原発の再稼働も含めて震災の教訓が薄れ、語られなくなり…風化していくのでしょうか?
     核兵器廃絶と共に、原子力発電も努力を重ね廃絶せねば、人間は繰り返し襲う自然災害には抗いきれないと思うのですが…。

  • ブックガイド、資料として。

    連載第10期分24人の寄稿、河北新報社の現地ルポ、ブックガイド、全寄稿者人名索引を収録。
    2011年5月以降、300名を超える筆者により毎月書き継がれてきたウェブ連載。本書にはその第10期分24人の寄稿とともに、被災地の現在を伝える河北新報社の現地ルポ「あの日から」、好評「3.11を考えつづけるためのブックガイド」、ブックレット化最終巻につき10年の全寄稿者索引も収録。

  • 369/イ/

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