廃炉とは何か もう一つの核廃絶に向けて (岩波ブックレット No.1066)

  • 岩波書店 (2022年8月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784002710662

作品紹介・あらすじ

福島原発事故から一〇年余り、政府・東電は「四〇年廃炉」に向け着実に進行中と言うが、そもそも事故炉の廃炉とは何をすることで、一体それは可能なのか。スリーマイルやチェルノブイリの例も参照しながら論点を提示する。あわせて、大量廃炉時代に突入した今、老朽原発を含めた原発廃炉のもつ人類史的重要性を指摘する。

感想・レビュー・書評

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  • 廃炉とは何か? 改めて知ることができました。原発が解体され更地になるところまでを想像する人も多いと思うが、そうではなさそう。アメリカのスリーマイル島原発、ウクライナのチェルノブイリ原発についてもまだ廃炉作業の最終見通しは見え切っていない。それなのに、福島原発の廃炉作業を40年程度と見積もってしまうのは早計ではないだろうか? 正確な情報を基に見守るしかない。

  • 【請求記号:543 オ】

  • ふむ

  • 2022年12月27日購入。

  • 廃炉とはどのような状態・状況を指すのかについて、明確な定義がない。この問題点を指摘して、掘り下げている。

  • チェルノブイリとスリーマイルのところは流した。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000058926

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    『福島原発事故から一〇年余り、政府・東電は「四〇年廃炉」に向け着実に進行中と言うが、そもそも事故炉の廃炉とは何をすることで、一体それは可能なのか。スリーマイルやチェルノブイリの例も参照しながら論点を提示する。あわせて、大量廃炉時代に突入した今、老朽原発を含めた原発廃炉のもつ人類史的重要性を指摘する。』(「岩波書店」サイトより)


    目次
    序章 不可解な廃炉スケジュール――福島第一は四〇年で第二は四四年?
    第1章 「廃炉」は何を目指すのか
     コラム 世界はすでに大量廃炉時代
    第2章 「四〇年廃炉」スケジュールはどうやって組み立てられたか
    第3章 素通りされたスリーマイルの教訓
     コラム 協定の力で汚染水放出を止めたスリーマイルに学べ
    第4章 知られざるチェルノブイリの知恵
    第5章 危うい現在地から問う「廃炉とは何か」
    終章 「もう一つの核廃絶」に向けて


    『廃炉とは何か: もう一つの核廃絶に向けて 』
    (岩波ブックレット 1066)
    著者:尾松 亮
    出版社 ‏: ‎岩波書店
    単行本 ‏: ‎80ページ
    発売日 ‏: ‎2022/8/11

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著者プロフィール

尾松亮(おまつ・りょう) 1978年生まれ。東京大学大学院人文社会研究科修士課程修了。2004~07年、文部科学省長期留学生派遣制度により、モスクワ大学文学部大学院に留学。その後、日本企業のロシア進出に関わるコンサルティング、ロシア・CIS地域の調査に携わる。11年~12年「子ども・被災者生活支援法」(2012年6月成立)の策定に向けたワーキングチームに有識者として参加、立法提言に取り組む。現在、関西学院大学災害復興制度研究所研究員。 著書に『3・11とチェルノブイリ法―再建への知恵を受け継ぐ』(東洋書店新社)。共著に『原発事故 国家はどう責任を負ったか―ウクライナとチェルノブイリ法』(東洋書店新社)、『原発避難白書』(人文書院)。

「2017年 『フクシマ6年後 消されゆく被害』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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