性格診断ブームを問う 心理学からの警鐘 (岩波ブックレット 1107)
- 岩波書店 (2025年4月8日発売)
本棚登録 : 385人
感想 : 36件
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Amazon.co.jp ・本 (72ページ) / ISBN・EAN: 9784002711072
作品紹介・あらすじ
あなたは○○型です。○○型と相性が良さそうです。――ネット上の質問に答えるだけで人の性格を16にタイプ分けする〈MBTIもどき〉検査が若者の間で大流行している。コミュニケーションのツールとして楽しむ人がいる一方、採用活動にまで使われることは妥当なのか。「コスパとタイパ」時代の私たちの欲望を解き明かす。
みんなの感想まとめ
人の性格を16のタイプに分けるMBTI性格診断の流行について、批判的な視点が提示されています。ネット上で広まっている診断は、専門的な訓練を受けた者によるものではなく、信頼性に欠けるとされています。特に...
感想・レビュー・書評
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岩波ブックレットNo.1107
あ〜の〜ひとの〜こ〜となど〜♪
わ〜す〜れて〜し〜まえよ〜♪
はい、「浜田省吾」と書いて”ひまわりめろん”と読む!そんな時代もありました(ないわ!)
今回の岩波ブックレットは『性格診断ブームを問う』だそうです
なにやら巷では〈MBTI性格診断〉なるものが流行っているそです
そうなん?知らんかったわー
おじさん知らんかったわー
〈MBTI性格診断〉とはいくつかの質問に答えることで、「私はINPF型(仲介者型)」とか「あの人はENTJで指揮官型」というように、性格をタイプ分けし、さらにこの型とあの型は相性がいいとか、この型はこういう職業に向いているといったことまで分かるんだそうです
ちなみにわいはSYOGO(浜田省吾型)でした(だからないわ!)
ふ〜ん、だいぶ興味ないです
興味ないですが、興味ないことを知ることこそ「岩波ブックレット」を読み続ける意味!なのでね
がんがん読み進めます
そもそもインターネット上にあふれる〈MBTI性格診断〉てのはまがいもんらしいのよね
ちゃんとした〈MBTI性格診断〉ってのは、専門家の支援のもと、自分と向き合うことで、自己理解と自己成長を促すという建付けとなっているそうです
なのでまず無料ってのが(ヾノ・∀・`)ナイナイってこと
そして、いかにこの類の〈性格診断〉が信頼性に欠いているかを検証し、こういったものに過度にのめり込むことに警鐘を鳴らしております(詳しく知りたい人は読めばよろしい!)
まぁね、ちゃんと”わかって”いてお遊びとして楽しむ分には良いと思うんですがね
なんか企業内の配置転換とか、セミナーなんかに使われ始めたら、だいぶ怪しくなってくるわね
実際そういう例もあるらしいので笑えないんだけど
でもな〜こういう話が本になっちゃう時点で、なんだかな〜って思っちゃうよね〜
だいたい人の性格が16タイプなんかに分けられるわけないだろうが!( ゚д゚ )クワッ!!
ねむれぬ〜よるは〜♪
でんわしておくれ〜♪ -
インターネットで流行っている16PersonalitiesといわれるMBTIは偽物。アメリカで専用の訓練を受けた者のみが診断をくだすことができる。
占いでよく使われる手法コールド・リーディングは、相手の状況を観察して手がかりを得ると、誰にでも当てはまるような一般的な言葉を投げかけることで、相手に当たっていると感じさせる手法。この手法を用いて、誰にでも当てはまることを自分にだけ当てはまる特別なことだと感じてしまうのがバーナム効果。「グレイテスト・ショーマン」のヒュー・ジャックマンが演じた興行士に由来する。 -
徹頭徹尾おっしゃるとおりなんだけど、そんなことは分かってるんだよ、と思う。
馬には乗ってみよ人には添うてみよって、小学校でならってるんだから、そんなこと分かってるんだけど、乗りたくないの!添いたくないの!表面撫でるみたいにあさーく、薄ーく付き合っていきたいから、mbti(めんどくさいからこう書きます)で私はこんな人間なんでよろしくねっ!ってしたいの!
そうしないと世の中にはあまりにも、考えることが多すぎる。
mbtiで差別する人は、星座でも血液型でも人種でも学歴でも差別するから、そんな人とこそmbti経由の関係で十分だと思うのですが、それは私がいい年したおばさんだからであって、多分この本は中高生向けの本だから、私の感想が的外れであることは認めます。 -
巷で話題のMBTIが公式のものではないということすら知りませんでした。
人をエンタメとして類型化していく行為は、複雑な人間を単純に割り切ってくれる、爽快で楽しいものだろうけど、偏見や相互理解の不足といった危険を孕むものであるのは間違いない。
血液型や肌の色で人を分ける類のモノほどグロくはないけど、問題意識は常に持っておきたい。
確証バイアス、後知恵バイアス、バーナム効果、コールド・リーディングなどなど…心理学の知識はもっと知っておきたいな。 -
MBTIがそもそも本流の使われ方と完全に異なっていること、現状の使われ方の有害性、どうあるべきかが端的にまとめられていてとても良いです
血液型性格診断からHPSまで、如何に我々は何も学べないのかがよく学べます -
教材研究の一環で購入。
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貸出状況はこちらから確認してください↓
https://libopac.kamakura-u.ac.jp/webopac/BB00319465 -
MBTIを台頭に流行している性格診断を、心理学の観点から解き明かす本。YouTubeでおすすめされていたので。
血液型性格診断、占星術、MBTI……どの時代も、人は自身と他人をラベリングしたがる。
わたしもネットのMBTI(もどき)診断を利用したことがある。楽しむだけなら問題ないと思っていたが、その考えは覆された。安易に性格を区別することは、認知の歪みを生む危険性を孕んでいる。
性格診断といっても、専門家のもと、信頼性と妥当性が担保されたものであれば、医療機関などで有効に活用されているそうだ。
人間関係はコスパもタイパも良くない。本当にそう!!手軽に、診断結果を答えとして求めてしまいそうになる。
それでも、軽率な決めつけや思い込みはやめ、先入観は捨てなくてはならない。そして実際に対話し、目の前の相手を理解していくのが、健全なコミュニケーションだ。
最後にこぼした、蔓延るMBTIもどきへの悲観が、ちょっと切ない。 -
「あなたはこのタイプです」とラベリングされることで、自他ともに無意識的にそれに合わせようと動くことになる危険性が語られる。大まかな人柄や性格がわかる側面は確かにあるのだろうけれども、「わかりやすさというのは情報が単純化されており、細かいところが欠落しているのだ」という点はやはり留意すべきだなと思う。
楽しむだけならOKと思っていても、楽しく会話をしているうちに、この人とは合わないといった確証バイアスが気付かぬうちに大きくなって、差別的な扱いと紙一重となることも十分起こりうる話だ。
ステレオタイプ、確証バイアス、後知恵バイアス、所属欲求、バーナム効果、などの心理学の側面から性格診断を見ることでその危険性に納得感が得られる点がこの本の面白いところか。一方で良くも悪くもこれだけ広まってきているものでもあるので、企業の採用活動や友人付き合いにおけるメリットなど、別の側面から性格診断というものを見るときにどのように捉えることができるかということも考慮する必要があるとも思えた。 -
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MBTI(16Personalities)はほんとよく見かける。割と論理的に考えそうな人なんかもはまってるのを見て、いろいろ気になってたので読んでみた。この手のお手軽性格診断の是非の話。
そもそも16PersonalitiesのMBTIはほんとのMBTIじゃないよって話から知らなかったのでびっくり。その他I章はいろいろ前提となる知識が紹介されていてまあよかったのだが。
II章III章は、この手の性格診断への反論的な話なのだが、この本題に入ってからがどうも根拠の不明な話が続いて残念。MBTIもどき、MBTI, あるいは紹介されてるビッグ・ファイブ・パーソナリティのそれぞれが実際にどういう条件においてどう有効なのか(あるいは無効なのか)の話ももうちょっとして欲しかったし、じゃあそれがなぜ悪いと著者は判断しているかを、しっかり根拠ベースで話して欲しかった。
なお岩波ブックレットは多分初めて読んだ。短いとすぐ読めてそこはいいね。 -
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図書館OPACへ⇒https://opac.lib.setsunan.ac.jp/iwjs0021op2/BB50389978
他校地の本の取り寄せも可能です -
エセMBTIが数年前から流行していることについて,パーソナリティ心理学者のコメント。本家のMBTIについて知ってほしい。ネットでできるタイプ分けを目的とするものではない。日本での流行の素地はリクルートにありそう。そもそも性格検査というものはどういうものか。基本的な知識を知り,理解してほしい。しかし,流行しているのも事実であり,ある種の人間らしさ。何となく科学的権威有,確証バイアス,バーナム効果,自己成就的予言,所属欲求…。そろそろ血液型がまた流行してくる頃かな。クリティカルシンキングの指標として使える。
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MBTIについては、コミュニケーションツールとしてそれなりに人口に膾炙しているくらいの認識だが、昨今では企業の採用活動にも取り入れられているとのことで、実際のところ信憑性はという当然の疑問に、敢然とした回答が得られたのはよかった。単なる謬説への反論ではなく、それが日本社会で受け入れられた素地の分析も、限られた紙幅で取り上げれており、満足度は高い。あまり触れる分野でもないため気づいていなかったがダークサイドの心理学の著者なのか。
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昨今のMBTIブームに一石を投じる本
ウェブに出回っているMBTIの診断テストはすべて非公認だよ。そもそもMBTIは性格判断ツールじゃないんだよ。と言い続けて久しいが、こういう本が出て嬉しい。 -
141/オ
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【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/581405 -
女子栄養大学図書館OPAC▼https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000075640
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著者プロフィール
小塩真司の作品

もしくは、鬼嫁家庭に忖度してくれているのかもしれません( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
もしくは、鬼嫁家庭に忖度してくれているのかもしれません( ゚∀゚)・∵. グハッ!!