今昔物語集 本朝部 中 (岩波文庫 黄19-3)

  • 岩波書店 (2001年7月16日発売)
3.70
  • (2)
  • (3)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 80
感想 : 5
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (408ページ) / ISBN・EAN: 9784003001936

作品紹介・あらすじ

本冊に収めるのは巻19から巻25まで、物語性豊かで世俗臭の濃厚な説話群となる。天狗異類譚、因果応報譚などの仏教関連説話から、栄華を極めた藤原一門、怪力無双の僧俗男女、芸道術道の名人上手のエピソード、台頭してきた平安武士の棟梁源平二氏の武勇、地方の民間伝承など、多様な題材の珍譚奇聞が読者を魅了する。

みんなの感想まとめ

多様な物語が織りなす幻想的な世界が魅力の作品で、古典文学の中でも特に人の行動原理を神仏に依存した時代背景が色濃く表れています。巻19から巻25まで収められた説話群は、天狗や異類譚、因果応報の教訓を通じ...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
    https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB00116473

  • 怪しい坊主列伝から、和歌、蛇、算術に風流人、強力無双に終の25巻は武家列伝まで。

    これにて岩波今昔はすべて読み終わる。所感としては、怪しい・おかしい話だけ読むなら宇治拾遺で足りるが、その他の雅な話・歴史・仏教説話にも触れたいならば今昔は良い。並び順も蛇の話なら蛇の話二三が固まっており、人名の欠字も徹底しているのが印象。

  • 日本語の音のすばらしさに感動の古典。人の行動原理が神仏に依るものである時代の文学は、現代においては随分とファンタジックな世界。物忌・方違え……それに効力があるかは現代人のアタシにはさっぱりわからない。一体どんなキモチで籠っていたのだろう、聞きたい!

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

池上 洵一 (イケガミ ジュンイチ)
1937年岡山県生まれ。1960年神戸大学文学部卒業。1966年東京大学大学院博士課程単位取得中退。現在、神戸大学文学部教授。
著書:『今昔物語集』1~10(東洋文庫・平凡社・共著)、『三国伝記』上・下(中世の文学・三弥井書店)、『島原松平文庫蔵古事談抜書の研究』(和泉書院)、『今昔物語集 三』(新日本古典文学大系・岩波書店)、『江談抄中外抄 富家語』(新日本古典文学大系・岩波書店・共著)、『修験の道―三国伝記の世界』(以文社)など。

「1999年 『〈新版〉今昔物語集の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池上洵一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×