平家物語〈3〉 (岩波文庫)

  • 岩波書店 (1999年9月16日発売)
3.76
  • (6)
  • (3)
  • (7)
  • (0)
  • (1)
  • 65人登録
  • 5レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003011331

平家物語〈3〉 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • カテゴリ:図書館企画展示
    2013年度第3回図書館企画展示
    「大学生に読んでほしい本」 第3弾!

    本学教員から本学学生の皆さんに「ぜひ学生時代に読んでほしい!」という図書の推薦に係る展示です。

    大塚美保教授(日本語日本文学科)からのおすすめ図書を展示しました。
            
    開催期間:2013年10月1日(火) ~2013年11月15日(金)【終了しました】
    開催場所:図書館第1ゲート入口すぐ、雑誌閲覧室前の展示スペース

    大学2年生の時、生まれて初めて古典に読みふける経験をし、通学電車で駅を乗り過ごしました。それほどエキサイティングだったのが『平家物語』。
    おかげで、古典文学は読みづらいという苦手意識が払拭されました。
    いちばん好きなのは、戦いに敗れ、命運つきた木曽(きそ)義(よし)仲(なか)が、一人だけ残った従者にもらす言葉。
    「日来(ひごろ)は何とも覚えぬ鎧(よろい)が、今日は重うなつたるぞや」
    涙なしには読めません。

  • 巻7~巻9を収めるが、このあたりはそのほとんどが闘いの場面だ。物語の趨勢は、ひとえに平家が没落へ向かっていく道筋を描くのだが、そこには「個」もまた明確な像を結んでいた。ここでは大勢の公達、また武将達が命を落としていくが、もっとも壮絶なのは今井四郎の最期だろう。四郎は「これ見たまへ、東国の殿原、日本一の剛の者の自害する手本」と叫びながら、太刀を口に含み馬からさかさまに飛び降りるのである。他にも、薩摩守忠教都落ちや、老武者の斉藤実盛のエピソードをはじめ、壮絶な戦いの中にも物語は優にもまた「あはれ」に描かれる。

  • 木曾義仲や平家の主立った面々がほとんどいなくなった。せつない場面の多い一冊だった。

  • 巻第九の後半では、立て続けに「越中前司最期」「忠教最期」「重衡生捕」「敦盛最期」「知章最期」「落足」「小宰相身投」と、追い詰められた平家方の公卿・女房それぞれの最期が克明に語られる。美談もあるし、見苦しい最期もあるし、情けない死もあるし、図らずも生き残ってしまう者もある。この配列はドラマチックですね。

  • 1巻のレビューを参照してください。

全5件中 1 - 5件を表示

平家物語〈3〉 (岩波文庫)のその他の作品

梶原正昭の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三島 由紀夫
三島 由紀夫
遠藤 周作
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする