十訓抄 (岩波文庫 黄 120-1)

著者 :
  • 岩波書店
3.40
  • (1)
  • (1)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 18
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003012017

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  
    ── 永積 安明⦅十訓抄 19420925 岩波書店⦆
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003012011
     
    …… 虎は死して皮を留め、人は死して名を残す(十訓・四)。
    …… 鎗は錆びても名は錆びぬ。虎は死して皮を残し、詩人は死して名
    を残す(生田 春月の遺書)
     
     Ikuta, Shungetsu 詩人 18920312 鳥取 播磨 19300519 38 /投身自殺
    /籍=清平/花世の夫
     
     Hagiwara, Sakutarou  18861101 前橋 東京 19420511 55 /葉子の父、朔美の祖父、愛子の兄
    ── 萩原 朔太郎⦅絶望の逃走 1935‥‥ 19480101 暁書房 1950‥‥ 角川文庫⦆
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B0141F4J8I
     
    …… jikkinshou, jukkunshou. 鎌倉時代の説話集。のちに出家して
    智眼と名のり,六波羅 二﨟左衛門 入道とも呼ばれた湯浅 宗業が,ま
    だ京都六波羅に仕えていたころに執筆したもの,と推測されている。
    1252年(建長 4)成立。3巻。善きことをすすめ悪しきことをいましめて,
    少年たちが思慮分別をつける縁としようとした,と書かれる。10ヵ条の
    教訓をかかげ,それぞれの教訓を守った例,教訓にそむいた例を和漢に
    もとめ,説話を例証として説明する(平凡社世界大百科事典 第2版)。
    https://kotobank.jp/word/%E5%8D%81%E8%A8%93%E6%8A%84-73999
     
    https://q.hatena.ne.jp/1693680081#a1281965(No.2 20230906)
     
    (20230906)

  • 本文の面白さもさる事ながら、解説、あとがきと読むと更に感慨が深まる。ただ本文中の詩歌・表現についての注がないので不完全燃焼な話もあり

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1908年、山口県生まれ。1932年、東京大学文学部国文学科卒業。神戸大学教授、清泉女子大学教授などを歴任。1995年没
【主要著書】『中世文学の成立』(岩波書店、1963年)、『平家物語の構想』(岩波書店、1989年)、『軍記物語の世界』(岩波現代文庫、2002年)

「2022年 『平家物語を読む 古典文学の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

永積安明の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×