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Amazon.co.jp ・本 (576ページ) / ISBN・EAN: 9784003014325
みんなの感想まとめ
歴史の激動を描いたこの作品では、足利高氏の上洛から鎌倉幕府の滅亡、さらには九州での再起までの過程が描かれています。登場人物たちの生き様は、源平合戦時代よりもさらに複雑で、個々の理想を持ちながら戦い、死...
感想・レビュー・書評
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西源院本に現代文でも分かるよう、訳と注を配置している。
それは、ほんの4年間の出来事。
足利高氏謀反!朝敵追討の綸旨を得た彼と後醍醐方の猛攻に、
ついに鎌倉幕府は滅亡へ。後醍醐帝中心の建武新政権開始。
だが公家一統政道の内政の矛盾は、寵臣と武士の軋轢を生む。
護良親王の捕縛と死。各地での北条氏残党の蜂起。
中先代の乱を平定した足利尊氏と新田義貞の対立からの、
尊氏対象の朝敵追討の綸旨。尊氏と直義は官軍と対峙する。
足利軍の反撃と各地の朝敵蜂起により、帝は比叡山へ臨幸。
勢いに乗った尊氏は京へ。しかし奥州から馳せ参じた北畠顕家や
新田義貞の軍勢、楠正成の軍略などで足利軍は大敗する。
帝は還幸し、花山院を皇居に。足利軍は僅かな手勢で九州へ。
敵中での奮戦により、なんと九州全土を制圧してしまう。
・凡例 ・全巻目次
第九巻 第十巻 第十一巻 第十二巻
第十三巻 第十四巻 第十五巻
・付録 系図(足利氏系図・新田氏系図)
『太平記』記事年表2
[解説2]『太平記』の言葉
・地図 近江国略図 武蔵国関係図 鎌倉図 大内裏図
内裏図 比叡山周辺図 近畿地方略図
南北朝時代が舞台の歴史読み物「太平記」。
死を前にした家族との別れは涙を誘うが、
同じ源平の戦いでも「平家物語」と異なるのは自害の多さ。
京の探題滅亡での自害は432人。『吾妻鏡』を意識したのか、
2ページ半に延々と主な自害者氏名が並ぶのだけど、
さすがに大変だったのか、鎌倉幕府滅亡での自害873人は
ぐんと氏名の数が減り、中先代の乱では43人と少ないのに
諏訪頼重の氏名だけ。まぁ面の皮を剥いだからもあるけどね。
加えて、目の前の仲間が敵に回る、裏切りや寝返りの生々しさ。
状況次第で降人になったり、領地まで逃げたりしちゃうし~。
さすがに戦記だけあって戦闘シーンは詳しい。
でも九州の多々良浜合戦、足利軍三百余騎に菊池軍五万騎と
数は盛ってても、足利軍が勝利って???運の強さって何?
でもま、4年間の運命の変遷が分かる濃厚な内容でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
足利高氏の上洛から、鎌倉幕府滅亡、そして高氏(尊氏)が落ち延びた九州での再起まで。次はいよいよ湊川の戦いである。
平家物語の影響がところどころ見られるが、源平合戦の頃よりも人々の生き様はよりカオスになったような気がする。一人一人が自らの理想を引用した意味を行動に持たせ、戦い、死んでいく。これは人々がより内向的になった、つまり世間や集団の中に存在する自分という視点ではなくて、自分の行為を中心に置いた視点を中心として生きているということなのだろうか。
私はこの物語を楽しむという気持ちで読んでいたが、解説を知ったことで、叙述から垣間見る人々の生き方というものについて考えることができた。 -
分冊の中で最も厚い巻であると思われる。東京多摩のの場所としては、小手指と久米川が出てくる。前半は、源氏と平家(旧幕府軍)の争いが主である。後半では足利尊氏と新田義貞の戦いが中心で、足利尊氏が負けている。
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買ってはいるけど読めてない
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負けた北条氏なんかがずいぶん腹切りするんだけど、いつぐらいからある風習なんですかね。
著者プロフィール
兵藤裕己の作品
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