芭蕉紀行文集―付嵯峨日記 (岩波文庫 黄 206-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003020616

感想・レビュー・書評

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  • さすがに芭蕉は誉れ高い訳だ。風狂の名のごとくあらゆるものに雅趣を見出す。この本を楽しみながらも自分の創作活動に資すれば良いと考えていたが、期待は想像以上に満たされた。文学の教養は芭蕉に及ぶべくもないから、その文章にも一生及ばないだろう。ただ、一介の文学愛好者として多少なりともいい文が書けたら本望である。私が断言できることではないが、芭蕉は空前絶後の文人であったのだろう。我が日本が文物をもって徳性を涵養する国ならば、芭蕉は最高峰に位置を占めるだろう。

  • 「野ざらし紀行」「鹿島詣」「笈の小文」「更科紀行」「嵯峨日記」収録。更科紀行本文中に芭蕉が句を作ろうとして「灯の下にめをとぢ頭たたきてうめき伏」す様子が書かれていたり、草稿が併録されていて推敲したあとが見えるのも身近に感じられて好き。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4003020618
    ── 松尾 芭蕉/中村 俊定・校注《芭蕉紀行文集 ~ 付・嵯峨日記 19711116 岩波文庫》
     

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著者プロフィール

松尾芭蕉(まつお・ばしょう)
1644年(寛永21年)~1694年(元禄7年)。現在の三重県伊賀市(伊賀国)生まれ。俳諧師。俳諧(連句)の世界に、「蕉風」と呼ばれる芸術性の高い句風を確立した、日本史上最高の俳諧師のひとり。おもな著作に、江戸から東北、北陸をめぐり岐阜の大垣まで旅した紀行文『おくのほそ道』をはじめ、『野ざらし紀行』『笈の小文』など。

「2017年 『芭蕉さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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