芭蕉紀行文集: 付 嵯峨日記 (岩波文庫 黄 206-1)

著者 : 松尾芭蕉 中村俊定

• 岩波書店 (1971年11月16日発売)

感想・レビュー・書評

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2022年5月25日]

【速報】芭蕉、幻の自筆稿再発見 「野ざらし紀行」挿絵も | 47news
https://www.47news.jp/news/7823930.html

松尾芭蕉「野ざらし紀行」、挿絵入り自筆稿再発見　京都　: 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF240HJ0U2A520C2000000/

芭蕉紀行文集 - 岩波書店
https://www.iwanami.co.jp/book/b245784.html

[kuninoriyamazakiさんの感想 · 2018年6月14日]

さすがに芭蕉は誉れ高い訳だ。風狂の名のごとくあらゆるものに雅趣を見出す。この本を楽しみながらも自分の創作活動に資すれば良いと考えていたが、期待は想像以上に満たされた。文学の教養は芭蕉に及ぶべくもないから、その文章にも一生及ばないだろう。ただ、一介の文学愛好者として多少なりともいい文が書けたら本望である。私が断言できることではないが、芭蕉は空前絶後の文人であったのだろう。我が日本が文物をもって徳性を涵養する国ならば、芭蕉は最高峰に位置を占めるだろう。

[ふくろうさんの感想 · 2014年10月26日]

「野ざらし紀行」「鹿島詣」「笈の小文」「更科紀行」「嵯峨日記」収録。更科紀行本文中に芭蕉が句を作ろうとして「灯の下にめをとぢ頭たたきてうめき伏」す様子が書かれていたり、草稿が併録されていて推敲したあとが見えるのも身近に感じられて好き。

[adlibさんの感想 · 2011年3月22日]

　
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4003020618
──　松尾 芭蕉／中村 俊定・校注《芭蕉紀行文集 ～ 付・嵯峨日記 19711116 岩波文庫》
　

著者プロフィール

江戸時代の俳人。1644～1694。


「2015年 『女声合唱とピアノのための おくのほそ道――みちのくへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」