芭蕉 おくのほそ道 付・曾良旅日記、奥細道菅菰抄 (岩波文庫)

  • 岩波書店 (1979年1月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784003020623

みんなの感想まとめ

日本の古典文学を体験できる作品であり、特に初めて古典に触れる読者にとっては「読書始」にぴったりな一冊です。祖母からの勧めで、地図や時刻表を使いながら楽しむ読書体験は、子供たちにとっての冒険となり、思い...

感想・レビュー・書評

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  • 『奥の細道』は昔話をのぞけば初めて読んだ日本の古典だった。
    小学校入学の前に、祖母から「ふみはじめ」の本として教科書と違う本を1冊子供に選ぶように言われた父が選んでくれた。

    地図で「きょうはこのあたり」と言いながら読んだり、時刻表を見ながら「もし電車でいくとしたらこんな感じ」ときょうだいで想像したりと色々遊べたのも楽しかった。

    その記憶があるためか、古典の勉強が中高でもあまり苦にならなかったので、まさしく「読書始」にふさわしい本だったのだと思う。

  • 古典文学には紀行の名品が揃っているが、多くの人が第1に思い浮かべるのが『おくの細道』。芭蕉の旅の目的はおそらく一つではなかっただろうが、深く敬愛する西行の跡を辿ることによって、陸奥の歌枕の地に自ら立つことがその一つ。ただし、西行自身は当時の歌壇にあっては革新派だったが。そして、伝統に立脚しつつも、そこに新たな美を発見するということもあったに違いない。「月日は百代の過客にして…」と格調高く語りながらも、「もゝ引の破れをつゞる」のが俳である。極め付きが「蚤虱馬の尿する枕もと」。和歌的な美には絶対にない世界だ。

  • おくのほそ道を歩いてみたい。

  • 東北旅行に行く前に読むとよい。
    松尾芭蕉もこの景色を見て涙を流したのかと考えると感慨深い。

  • 2020年度シラバス掲載図書より。映像化されただけでなく、ゲームソフト(DS)も発売されていたそうです。

  • 図書館で借りた。
    有名な松尾芭蕉の旅行記。
    私の経歴に関わった土地が多いので、個人的に楽しい。よく聞く「松島や あぁ松島や 松島や」は、やはりガセネタで、おくのほそ道には掲載されていないことを確認できた。
    福島に来て、左手に会津磐梯山、右手に相馬・いわき…というのは100km先だし嘘だろうと一瞬思ったが、江戸時代は福島から富士山が見えたと聞く。本当かもしれない、なんて思ったり。
    宮城では、「笠島は いづこさ月の ぬかり道」と詠んだり、平泉では「夏草や 兵どもが 夢の跡」など。
    北陸の旅も、私が知らない地名もあったり、船乗ったのね~、など楽しめた。

    芭蕉だから、と言うより旅日記ブログ的な楽しみ方をしてしまった気がする。

  • 貸出状況はこちらから確認してください↓
    https://libopac.kamakura-u.ac.jp/webopac/BB00219890

  • 教科書でかつて出てきた奥の細道。自分でこの趣ある文章や芭蕉の心情を理解したいと思い、こちらを購入しました。が、私の読解力では、現代訳文がないと読み進められず。。現代語訳付きので予習し、味わえるようになりたいです。

  • 昔の優れた人の跡を(そのまま)模倣するのでなく、その人が追求した本質を学び取れ。松尾芭蕉『許六離別詞』

    古池や 蛙飛びこむ 水の音(静寂・動・静寂)。▼夏草やつわものどもが夢の跡(悠久の自然vs儚い人間)。▼閑(しずけ)さや 岩にしみ入る 蝉(せみ)の声(音=動の中に静寂がある)。※立石寺りっしゃくじ、山形。▼やがて死ぬ けしきは見えず 蝉の声。▼命なり わづかの笠の 下涼み。▼この道を 行く人なしに 秋の暮(くれ)。▼もの言えば くちびる寒し 秋の風。▼木枯しや 竹に隠れて しづまりぬ。▼命二つの 中に生きたる さくらかな。松尾芭蕉『奥の細道』1702 みちのく陸奥

    松尾芭蕉『野ざらし紀行』

    ※芭蕉。伊賀の武士。

    ひねもす(朝から晩まで)のたり(のどかにゆったり)与謝蕪村

    ②元禄文化

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/701790

  • 生涯を旅寝に費やした芭蕉が、東北と北陸を旅した時に綴った晩年の紀行文です。今よりはるかに難儀の多い旅路でも、美しい景色や人との一期一会の出会いに思いを馳せるのは、昔も今も同じ旅の魅力だと感じました。

  • 金大生のための読書案内で展示していた図書です。
    ▼先生の推薦文はこちら
    https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18412

    ▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
    http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BN0024051X

  • [Overview]
    Emoooooootional.
    A sentimental giant of big vast large big big in Japanese literature.
    Tohoku calling, Hokuriku waiting.

    [Tag]
    Travel document. Haiku (俳句).

    [Plot]
    From Tokyo to Hokuriku via Tohoku in 1689.

    [Expression]
    While following them footsteps of the journey, enjoy the Haikus that appear occasionally.
    They show scenes implying loneliness and sadness. Good, good and good.
    This book is brief and concise. I appreciate them.

    [Memo]
    I wrote this review after reading the book which I have been given based on my select.


    -/-


    【印象】
    エッッッッッッッッッッッモ。
    日本文学に輝くクソデカセンチメンタル巨人。
    行くぜ東北、回るぜ北陸。

    【類別】
    紀行。俳句。

    【筋】
    東京から東北、そして北陸への道程。元禄2年。

    【表現】
    旅の足跡を辿りながら、時折に交ぜられる句を楽しむ。
    寂寥感を礎とする情景が浮かぶようでよきよきのよきです。
    簡潔に纏まった感覚もまたありがたい。

    【備忘】
    このレビューは、希望に基づいて贈られた本を鑑賞して書かれたものです。
    (以下、目を引いた句)
    ・あらたうと青葉若葉の日の光
    ・夏草や兵どもが夢の跡
    ・五月雨の降のこしてや光堂
    ・閑さや岩にしみ入蝉の声
    ・五月雨をあつめて早し最上川
    ・山中や菊はたおらぬ湯の匂

  • 「異文化理解のために自らの立つところを探る」

    所蔵情報
    https://keiai-media.opac.jp/opac/Holding_list/search?rgtn=K24598

  •  あれほどの長距離旅なのに分量が少ないのに驚く。
     立石寺の「閑かさや岩にしみ入蝉の声」は別次元の深さ。

  • 本文は非常に短く、あっという間に読める。簡潔で品格のある文章で、傑作の句ができた背景を知ることができる。
    (2015.11)

  • ドナルド・キーン先生が絶賛されていたことに影響されて、この年になって初めて全文読破。もっと早く読んでおけば良かった。こんなに面白いとは。

  • 本文と巻末の解説のみ読んだ。江戸時代の文章なので、古文の知識がなくても読める。『おくの細道』といえば、書き出しの部分や「兵ども、「最上川、「月と萩、等の句しか知らなかったが、作品全体の流れの中でそれらの句を読むと、いつも以上にグッとくる。何ヶ月にもわたる旅の紀行文であるが、文章は淡々として簡潔で量的にもかなりコンパクト。であるにもかかわらず、読後何だか自分もいい旅をしたような気になるところが、この作品のすごいところなのかもしれない。
    あと、芭蕉の旅が、各地の歌枕を自分の目で確認する旅であったことや各地にいる俳句仲間のネットワークに支えられて旅を続けていたことなど、(知っている人には常識なのだろうが、)自分なりに発見があって、よい読書だった。

  • 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
    書斎の本棚から百冊(立花隆選)92
    日本文学
    日本語の持つパワーと美しさと日本人の情念世界を知るために。
    ※作品の指定はなし。私の判断でこちらを登録しました。

  • 【推薦文】
    日本人の旅といえば、松尾芭蕉の「おくのほそ道」であろうか。四季の風景に接し、旅情を写生する芭蕉の俳諧は日本人の美そのものである。鋭にして敏なる精神を持って読めば、言を弄さずして美を伝える文体が体に染みる。読めば旅に出たくなる一冊である。
    (推薦者:機械物理工学専攻/M2)

    【配架場所】
    大岡山: B1F-文庫・新書 080/Ib/206

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著者プロフィール

江戸時代の俳人。1644~1694。


「2015年 『女声合唱とピアノのための おくのほそ道――みちのくへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松尾芭蕉の作品

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