宇下人言・修行録 (岩波文庫)

松平定信

• 岩波書店 (1942年6月25日発売)

感想・レビュー・書評

[きつねさんの感想 · 2012年9月1日]

　松平定信『宇下人言』

　寛政の改革を断行した松平定信の自叙伝です。
　定信が何をどう考えて行動していたのか、読んでいると「これは…（笑）」となるものもありますが、だいたいわかります。
　読んでいて面白かったですが、田沼を嫌いすぎです（笑）
　田沼の悪口ひどいです（笑）
　いや、そこまで直接的に書いてはいませんが………
　修行録の方も面白かったです。
　長生きしないとか言いつつ、貴方いったいいくつまで生きてry
　それにしても55でこの人は枯れげふんげふん。
　なんというか、とりあえず面白いです（笑）
　『源氏物語』とか書き写し過ぎだと私は思いました、実はこの人暇じry

　読んでいて一番苦労したのは、現代文じゃないという事よりも、圧倒的な平仮名の多さでした。
　平仮名が本当に多いので気をつけてください（苦笑）