南総里見八犬伝 (5) (岩波文庫)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 岩波書店 (1990年7月16日発売)
3.29
  • (1)
  • (2)
  • (11)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 68
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (465ページ) / ISBN・EAN: 9784003022450

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 荘介・小文吾は泥棒と捕まるも道節・信乃の機転で助かる ヽ大法師、鵞鱓坊を倒す 湯島神社にて変装した毛野は貴人の猿を助けその恩を知らずして次団太を助けることに使う それを見ていた河鯉権野佐守如(かはこひごんのすけもりゆき)は主人の定正に佞臣縁連がいること、彼を撃ち果たす計画を持ちかける。毛野の仇は縁連、毛野は喜び参加する。それを聞いていた道節の仇は定正、毛野に知らせず他の犬士にももちかけ仇討ちへ。しかし定正を打ち流し河鯉は主君を傷つけたと腹を切る。
    船虫とその男となった牛泥棒を牛に突かせて殺して悪行を書く
    安房守義実(あわのもりよしさね)は義成に家督を継がせ隠遁、その頃京の町で腹から喋る父が切られた盗賊の息子の素藤(もとふぢ)は大金で旅をしながら荒れた諏訪神社で大杉の声を聞き黄金を浸せば万病に効く水を手にいれ地元民に感謝され嫌われていた領主を討て領主に。八百比丘尼妙椿に言われるまま安房守の娘浜路姫に懸想し縁談持ちかけるも断られ息子義通(よしみち)を奪う
    しかし神業か義成はいいようにことが進むも、未だ義通は戻せず素藤は倒せず、それを聞いた義実は娘の墓参りへ、そこで襲われた際現れたのは親兵衛だった

  • 毛野、新兵衛以外の六犬士が、狸穴(まみあな)で何らかの妖怪と戦う話。
    なので巻のはじめに、狸穴の狸とは何かと考察を述べています。
    馬琴は穴居性のムササビではないかと言っていますが、そうかなあ?
    ムササビの老大なものをモモンガというと言っていますが、そうかなあ?
    今とは違う動物のことをそう呼んでいたのかもしれませんが、やっぱりぴんと来ないので、脳内では狸でイメージして読みました。
    現在の東京のど真ん中に狸穴という字をもつ地名があるのが、まずもって愉快だし。

    そしてとうとう毛野が登場。
    彼の仇討計画を盗み聞きした道節が、自分の仇討も実行してしまう。
    毛野の仇と道節の仇が敵同士なので事態はややこしくなるのだが、誤解は解けて、毛野も六犬士と合流。
    道節は仇のとどめを刺さずに終わるけれど、とりあえずこの件は一件落着。

    そんなことよりも、何度も何度も悪い男と結婚しては悪事の限りを尽くしてきた船虫が、とうとう犬士に捕まって殺されてしまった。
    彼女は確かに残酷無道の悪女だけれど、追われて逃げても強かに、姿を変えて悪に手を染めるその根性はなかなかに見ごたえがあったので、なにやら少し淋しい気がします。
    しかも犬士達によって縛り上げられたところを、生きたまま何度も何度も牛の角に引っかけられて死ぬなんて、犬士達もずいぶんと残酷じゃありませんか!

    そして時代は少し戻って、里見家を再び襲う災難の話。
    の前に近江の伊吹山を根城にする盗賊の話から。

    この盗賊団が不思議な声の発現によって壊滅させられ、親分の息子が紆余曲折の後、館山の城主に成り上がる。
    名前を蟇田素藤と変えたこの強盗上がりの男は、里見義成の五女・浜路姫(子供の時鷲にさらわれたが、信乃と道節の働きにより親元に帰って来た)と結婚させろと義成に言うも、断られたのを逆恨みして義成の長男・義通を人質に取るという暴挙に出た。

    さて、どうする!

    ここで、ついに「八犬士の随一」と言われる犬江新兵衛が再び登場してこの巻は終わる。

    まだ五巻。
    巻数的にはちょうど折り返し。
    実に八犬伝の半分は八人が揃わない話であったのだなあ。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003022459
    ── 曲亭 馬琴《南総里見八犬伝( 5)1814-1842 19900716 岩波文庫》
     

  • 相変わらず大角/現八/信乃/道節/毛野/小文吾/荘介が離合を繰り返し。毒婦 船虫の最後。代わって妖婦 妙椿の登場。
    ついに犬士 親兵衛が登場して活躍開始!

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1767年生まれ。江戸時代後期の作家。1814年から28年をかけて全98巻、106冊の「南総里見八犬伝」を完結させた。1848年没。

「2016年 『南総里見八犬伝(三) 決戦のとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

曲亭馬琴の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×