東海道中膝栗毛 下 (岩波文庫 黄 227-2)

著者 :
  • 岩波書店
3.52
  • (3)
  • (8)
  • (16)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 130
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003022726

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 脚注が親切なおかげで楽しくよめた。電車中ニヤニヤして思わず笑ってしまうほど面白い。
    尿と野菜を交換する話や土瓶におしっこを入れてしまう話やらなんとも下ネタばかりであるが、最も面白かったのはハシゴの話。ハシゴを売りつけられハシゴを持ったまま宿屋に止まりなんとか話をこしらえていくくだりは笑いが止まらなかった。
    狂歌も楽しく読めた。
    見えを張って失敗ばかりするが笑ってすませる二人をみるとなんだか明るい気持ちになれた。
    江戸時代の空気や言葉遣いが分かるいい本です。読んでよかった。
    解説によるとこのあと続膝栗毛・続々膝栗毛と続くらしいがこれは岩波文庫にはない。

  • 笑いました。徹頭徹尾、滑稽もの。これが江戸時代のベストセラーねえ。
    ちょいちょいぶさかわいいって攻めの弥次さん、頭悪いきたさんに萌えます。頓着しなさすぎですごい笑

  • しりあがり寿の「ヤジ・キタ」シリーズを読み、2004.5.4に上巻のみ読了。今回、ジイド「コリドン」「一粒の麦もし死なずば」・ワイルド「獄中記」を読み、思い立ち、上下巻を通読した。
    2016.4.6-4.9(上)、2016.4.9-4.11(下)読了。
    脚注と首っ引きながら、本当に楽しく読んだ。
    「プルーストとイカ」を3月末に読んだ後だからか、「脳内のシナプスが今までにないつながり方をしているぞ」という快感を感じながら読む。
    とくに、ごま汁が言うように話の落ちにおかれた狂歌はどれも古典のもじりや、地口・洒落にあふれ秀逸。狂歌は矢次さん、北さんが詠んだようにはなっているが、当然詠み手は作者の一九というメタ。
    「もう何時だへ……きんのふの今時分じや」や「かげぼしともに六人」などという洒落。―日本語で読める幸せ。

  • 無事に東海道を歩けましたか?続いて、こちらも是非「踏破」なさってくださいね。日本橋で小粋な姐さんがあなたのお着きを待っている、と思ってくださいませ。

  • さあ、下巻ですが、無事にお伊勢参りを済ませたふたりは「せっかくだから」と京・大阪へと足を伸ばします。が、弥次喜多のゆくところ何も起きないわけがない。作者はお伊勢参りが済んだところでお終いにするつもりだった様ですが、このヒット作をすぐに終わらせる手はない、という版元の要求でここまで長旅になってしまったのだそうです。人気者は大変だ。

全6件中 1 - 6件を表示

東海道中膝栗毛 下 (岩波文庫 黄 227-2)のその他の作品

十返舎一九の作品

東海道中膝栗毛 下 (岩波文庫 黄 227-2)に関連する談話室の質問

東海道中膝栗毛 下 (岩波文庫 黄 227-2)を本棚に登録しているひと

ツイートする