- Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003025710
作品紹介・あらすじ
江戸時代は怪談の好まれた時代であり、早くから刊行された多くの怪談本は近世文学史に無視できぬ位置をしめている。本書は代表的な11種の怪談本から現代人が忘却の彼方におしやってしまった「不思議の園」としての作品を精選し脚注つきで提供する。(全3冊)
感想・レビュー・書評
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金大生のための読書案内で展示していた図書です。
▼先生の推薦文はこちら
https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18357
▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BN02949732詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本書は代表的な11種の怪談本から作品を精選し脚注つきで提供する。(全3冊)
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江戸
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江戸時代以降読まれてきた黄表紙の中より、怪談に着目・編修。
牡丹灯籠の原話、果進居士などの有名どころから、もしかして隕石? の話、幽霊の片棒を担いで死んだ男の話っていやそれ殺したのは人間だから幽霊が直接の原因ではないがどうなんだろう、と正直思ってしまうような話まで。
現代語訳ではなく、原文を活字に直し下に註がある。が、宿直草の文章はやや装飾多く少し骨が折れる。 -
「怪談」とは「こわい話」ではない。
もっと幅の広いものなんだな。 -
文体がまたいい感じに怖い。