江戸怪談集〈下〉 (岩波文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003025734

作品紹介・あらすじ

怪談集が江戸人の嗜好に役じて普及するについては等ハナシの編成法に斬新な趣向がこらされたことを忘れてはならない。ここにはそういう手法を代表するものとして『諸国百物語』『新御伽婢子』など4種の怪談集をとりあげた。

感想・レビュー・書評

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  • 『諸国百物語』『平仮名本・因果物語』『百物語評判』(いずれも抄)を収録。
    『百物語評判』では、各々怪を語った後「先生」と呼ばれる人物が評釈をつける形式が面白い。時には「先生」自身が怪――というよりも、今現在の目から見ると非合理な・とはいえ当時の観点からは最先端・合理的な解釈がこのようにされていたのかと判るのが非常に面白い。

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著者プロフィール

1930年生まれ。早稲田大学大学院修士課程、東京都立大学大学院博士課程修了。東京都立大学名誉教授。文学博士。日本近世文学専攻。著書に、『女と蛇』(筑摩書房)、『新編 江戸幻想文学誌』『完本 八犬伝の世界』(以上ちくま学芸文庫)、『お岩と伊右衛門 「四谷怪談」の深層』(洋泉社)、『春雨物語論』(岩波書店)、編・校注書に、『江戸怪談集』(上・中・下、岩波文庫)などがある。

「2016年 『増補版 江戸の悪霊祓い師』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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