江戸怪談集 下 (岩波文庫 黄 257-3)

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003025734

作品紹介・あらすじ

怪談集が江戸人の嗜好に役じて普及するについては等ハナシの編成法に斬新な趣向がこらされたことを忘れてはならない。ここにはそういう手法を代表するものとして『諸国百物語』『新御伽婢子』など4種の怪談集をとりあげた。

感想・レビュー・書評

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  • 金大生のための読書案内で展示していた図書です。
    ▼先生の推薦文はこちら
    https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18357

    ▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
    http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BN02949732

  • 『諸国百物語』『新御伽婢子』など4種の怪談集

  • 『諸国百物語』『平仮名本・因果物語』『百物語評判』(いずれも抄)を収録。
    『百物語評判』では、各々怪を語った後「先生」と呼ばれる人物が評釈をつける形式が面白い。時には「先生」自身が怪――というよりも、今現在の目から見ると非合理な・とはいえ当時の観点からは最先端・合理的な解釈がこのようにされていたのかと判るのが非常に面白い。

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著者プロフィール

一九三〇年生。東京都立大学名誉教授。著書に『上田秋成年譜考説』(明善堂)、『上田秋成研究序説』(寧楽書房)、『雨月物語』(共著、ちくま学芸文庫)、『八犬伝の世界』(中公新書)、『江戸幻想文学序説』(平凡社、後、ちくま学芸文庫)、『江戸怪談集』上・中・下(岩波文庫)、『江戸の悪魔祓い師』(筑摩書房、後、ちくま学芸文庫)、『女と蛇』(筑摩書房)、『完本・八犬伝の世界』(ちくま学芸文庫)ほか。

「2007年 『西鶴と浮世草子研究 第二号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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