近世風俗志 3 (岩波文庫 黄267-3)

  • 岩波書店 (1999年10月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (462ページ) / ISBN・EAN: 9784003026731

みんなの感想まとめ

江戸時代の風俗や文化を深く知ることができる本書は、歴史的な視点から女性の服装や染め物、娼家に至るまで幅広いテーマを扱っています。特に、古代から続く衣服の変遷や、江戸・京・大坂の風俗の違いを詳細に描写し...

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  • 江戸時代の風俗史の基本文献「守貞謾稿」の翻刻。
    ・凡例
    巻之十六(女服) 巻之十七(女服)欠 巻之十八(雑服付雑事)
    巻之十九(織染) 巻之二十(妓扮) 巻之二十一(娼家 上)
    巻之二十二(娼家 下) 巻之二十三(音曲) 
    ・校註

    江戸時代の百科事典の如くの「守貞謾稿」の翻刻。
    当時の風俗や生活など多くの姿を図付きで紹介し、解説。
    女服は、古代からの歴史に始まり、平安期の十二単、袴や裳。
    江戸時代での昔と今世の婦女衣服裁縫図での違い。
    様々な着物のみならず、掛衿、単衣、浴衣、羽織や半天等も。
    布や織の種類や、型染や絞りのデザインにも言及。
    雑服付雑事は、雑服の追補。雑事には定紋、丹前やどてら、
    夜具と蒲団、枕に蚊帳など。古風と流行についても。
    織染は、縞(島)、絣等の様々な模様、小紋等の染、
    染色、布の種類。画像が多いのが嬉しい。
    妓扮は、遊女の種類と服装、髷など。
    娼家は、官許の遊女町。見世や茶屋等の店、街に居る者たち。
    幾つかの時代での「吉原細見」。岡場所や宿場。
    夜鷹、風呂屋売女、比丘尼、男色等について。
    音曲は、古きは猿楽に謡。能や浄瑠璃等。
    楽器は、琴、三線など。様々な曲節や音頭、童謡にも言及。
    江戸・京・大坂での違いが分かるのもありがたいし、
    江戸時代の中で、様々な違いがあるのも、面白いです。
    今世で母衣を襤褸と言ってるのは、武士への皮肉かな?

  • いわゆる「守貞謾稿」の第三巻
    今回は女性の服装、染め物の模様・柄。
    さらに後半は娼家についてで、京都の島原、大阪の新町、特に江戸の吉原については詳細に街の作りなども記述されている。

  • 近世の江戸,大坂,京都の三都を比較して論ずるだけでなく,古代以来の歴史的な推移にも及ぶ近世風俗史の基本文献.古代の衣服,十二単などからはじまる「女服」,猿楽,謡,勧進能などにも言及する「音曲」,その他「雑服」「織染」「妓扮」「娼家」など巻16~巻23を収める.図版多数.(全5冊)

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