本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (462ページ) / ISBN・EAN: 9784003026731
みんなの感想まとめ
江戸時代の風俗や文化を深く知ることができる本書は、歴史的な視点から女性の服装や染め物、娼家に至るまで幅広いテーマを扱っています。特に、古代から続く衣服の変遷や、江戸・京・大坂の風俗の違いを詳細に描写し...
感想・レビュー・書評
-
江戸時代の風俗史の基本文献「守貞謾稿」の翻刻。
・凡例
巻之十六(女服) 巻之十七(女服)欠 巻之十八(雑服付雑事)
巻之十九(織染) 巻之二十(妓扮) 巻之二十一(娼家 上)
巻之二十二(娼家 下) 巻之二十三(音曲)
・校註
江戸時代の百科事典の如くの「守貞謾稿」の翻刻。
当時の風俗や生活など多くの姿を図付きで紹介し、解説。
女服は、古代からの歴史に始まり、平安期の十二単、袴や裳。
江戸時代での昔と今世の婦女衣服裁縫図での違い。
様々な着物のみならず、掛衿、単衣、浴衣、羽織や半天等も。
布や織の種類や、型染や絞りのデザインにも言及。
雑服付雑事は、雑服の追補。雑事には定紋、丹前やどてら、
夜具と蒲団、枕に蚊帳など。古風と流行についても。
織染は、縞(島)、絣等の様々な模様、小紋等の染、
染色、布の種類。画像が多いのが嬉しい。
妓扮は、遊女の種類と服装、髷など。
娼家は、官許の遊女町。見世や茶屋等の店、街に居る者たち。
幾つかの時代での「吉原細見」。岡場所や宿場。
夜鷹、風呂屋売女、比丘尼、男色等について。
音曲は、古きは猿楽に謡。能や浄瑠璃等。
楽器は、琴、三線など。様々な曲節や音頭、童謡にも言及。
江戸・京・大坂での違いが分かるのもありがたいし、
江戸時代の中で、様々な違いがあるのも、面白いです。
今世で母衣を襤褸と言ってるのは、武士への皮肉かな?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いわゆる「守貞謾稿」の第三巻
今回は女性の服装、染め物の模様・柄。
さらに後半は娼家についてで、京都の島原、大阪の新町、特に江戸の吉原については詳細に街の作りなども記述されている。 -
近世の江戸,大坂,京都の三都を比較して論ずるだけでなく,古代以来の歴史的な推移にも及ぶ近世風俗史の基本文献.古代の衣服,十二単などからはじまる「女服」,猿楽,謡,勧進能などにも言及する「音曲」,その他「雑服」「織染」「妓扮」「娼家」など巻16~巻23を収める.図版多数.(全5冊)
喜田川守貞の作品
本棚登録 :
感想 :
