井月句集 (岩波文庫)

  • 岩波書店
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003028216

感想・レビュー・書評

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  • 今年の大発見のひとつ。立ち読みしていて、煩悩に直接ぶつかってくるような句におもわず購入した。井上井月はつげ義春のマンガで紹介されていたらしいが、残念ながらまったく記憶がない。本は、参考編の井月の略伝から読み始め、最後に句集という順序で読了。一冊でわかった気になる充実の文庫本。

    よき水に豆腐切り込む暑さかな

    こんなようなのがたくさん収録されています。食がらみの句多し。

    • 薔薇★魑魅魍魎さん
      記憶の底から引っ張り出すと、芥川龍之介が「井月句集」の跋を書いていたり、つげ義春のマンガ『無能の人』に描かれていましたが、ほとんど忘れかけて...
      記憶の底から引っ張り出すと、芥川龍之介が「井月句集」の跋を書いていたり、つげ義春のマンガ『無能の人』に描かれていましたが、ほとんど忘れかけていました。井月=せいげつと読むこと思い出しましたが、本棚の江宮隆之『井上井月伝説』は未読でした

      2012/12/06
  • 岩波文庫

  • つげ義春が「無能の人」シリーズ「蒸発」で取り上げた俳人。取り上げられたエピソード集なども収録されている。

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著者プロフィール

1943年愛媛県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。静岡大学人文学部教授、神奈川大学経営学部教授を経て、神奈川大学名誉教授。専門は、近世・近代俳論史。「鬼ヶ城」の俳号で実作も行い、俳句グループ「阿」の会の代表を務める。産経新聞「テーマ川柳」選者。

「2019年 『日本人なら知っておきたい美しい四季の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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