- 岩波書店 (2001年7月16日発売)
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感想 : 50件
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Amazon.co.jp ・本 (282ページ) / ISBN・EAN: 9784003101230
みんなの感想まとめ
努力の本質とその重要性を深く考察した作品で、特に「好き」と「努力」の関係についての洞察が印象的です。著者は、好きなことでも時には苦痛を伴う瞬間が訪れることを指摘し、努力を避けることができない理由を明確...
感想・レビュー・書評
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アバタロー氏
1940年
著書は明治末期に発表された人生論
努力の仕方、幸福に生きるための方法
仕事を失ったり借金を背負ったりして苦しんでいた人々を励まし、立ち上がってほしいという思いで書かれた本
《著者》
日本近代文学の文豪の一人
東京都1867年生まれ(翌年明治が始まる)
幸田家は代々江戸幕府に仕える大名の世話係で、幕府崩壊とともに生活の基盤が失われた
お金の問題で2回中途退学するが、負けじと小説家になった苦労人
「小説真髄」に影響を受ける
明治を代表する文豪に文化勲章を受けた
《内容》
○好きという感情の限界
好きとは意思の感情が重なり合った状態を意味している
一方努力とは嫌なことをしのび、苦しい思いにも耐え、それでも事にあたるということだ
解釈が違う
努力を避けて通ることはできない
なぜなら自分にとって好きなことであっても、何らかの事情によって苦痛に感じたり、やめたくなったりする瞬間が訪れるからだ
純粋に好きという感情だけで、大きな何かなすことは実際の人生ではほとんど起こりえない
凡人にとっては努力こそが唯一の味方だといえるだろう詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
#2687-449
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努力とは、それを努力と思わないものである。私は根っからの努力論者なので、露伴の意見に共感したし、また努力の実践において発見もいくつかあった。人におすすめしたい一冊だった。
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努力には直接の努力と間接の努力があり、「努力しても結果が出ない」のは間接の努力(準備)が足りないから。
間接の努力として、自己の革新、福の惜・分・植、着手の処、最高志望、散る気の阻害、張る気の持続が大切。
とてもよい本です。 -
とても素晴らしい本なのだと思う。でも、私の読解力で完全に理解できなかったのが残念すぎる。現代語訳を買ってまず読み、こちらに戻ってきたい。分福、惜福とか、概念をわかるように読み込みたい。古典面白すぎる。
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幸田露伴 「努力論」
努力より運命に関する記述の方が印象に残る。運命があるか否かではなく、運命を人間の力によってどうひき出すかに目付けしている。
著者は 人間の力で運命をひき出す方法を2つ提示
*英雄のように「運命を造る」
*何事も原因を自己に帰する(自己の掌より紅血を滴らす)ことで 「運命の断片である好運」を招く
運命を造る、自己の掌より紅血を滴らす という表現に、運命をひき出すには、自己の主体性を前提とした 大きな犠牲や手間を必要とする著者の強いメッセージを感じる
著者は 運命を時間や有限性から捉えている。一日が始まれば一日が終わる時が来ること、人が生まれれば死ぬ時が来ることなどを運命としている。好運、否運は 運命の断片を 人間が評価した事象にすぎないとしている。
成功者と失敗者の運命の捉え方の違いは興味深い
*成功者は自己の力を運命と捉え、失敗者は運命の力を自己と捉える
*成功者には自己の力が大に見え、失敗者には運命の力が大に見える
名言「自らを責むるほど、有力に自己の欠陥を補うことはなく〜有力に他の同情を惹くことはない〜自己の実業を成功に近づける」
名言「努力の堆積〜努力より他に未来を善くするものはない〜努力は即ち生活の充実、努力は即ち生の意義である」
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何を言っているのかちょっと理解できなかった。最後、努力関係なくなってるように思われたけど、気のせいかもしれない
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古典
哲学 -
■書名
書名:努力論
著者:幸田露伴、夏川賀央
■概要
本書には惜福、分福、植福から成る幸福三説をはじめ、
自分を改造する二つの方法、成功の大きさを測る目安など、
どんな状況にあっても最も強いパワーを発揮するための極意が説かれています。
(amazon.co.jpより引用)
■気になった点
なし -
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悩んだり迷ったりした時に、頼りになる本を探しているなら、この本がお勧めですね。
内容はとても難しいですが、某哲学書のようにチンプンカンプンでは無く、理解できる所は非常に納得感があります。読み返してみて、わかる所が増えると、とても嬉しい気分になります。
How To 本のように「必ず~」とか「きっと~」と簡単にコミットせず、「努力すれば好転するかもしれない」っていう感じも好感がもてます。
露伴の文章は、「これぞ日本の知性・教養」という感じで、読み応え充分です。 -
幸田文の父。
頑固親父。 -
達人の説く東洋的人生論。
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いい意味で期待を裏切られた一冊。 心身を如何に統一し、コトにあたるかという点の追求という意味においてはヒルティの幸福論に近い。
昨年末、コスタリカを訪れる機会に恵まれた折、山合いを散策して「クレソン」を囓るよう勧められたのだが、それはまさに日本の(富士白糸の滝付近に生育する)山の香りを醸造したかのような甘味すら漂う山葵だったことを思い出させてくれたエピソードを引っ張ってみよう。
“清冽の水を好む山葵の如き植物に清冽の水を与えるのは、即ち茄子や山葵を壮美ならしめてその本性を遂げしむる所以なのであって、茄子は茄子の美味の気、山葵は山葵の辛味の気をその硫黄や清水から得来るのであるから、人の趣味に随従する事は気の上からは非常に有力な事なのである。”
そして以降は明確に感覚と意識の関係について展開して行く。非常に裾野の広い話題が知性によって練り上げられ、あるテーマに収斂して行く展開は清々しさすらあり、迫力をもって素晴らしいと感じさせられます。 -
努力論というよりも心の持ち方について書かれている。僕の今の頭ではその内容のすべてを理解することはできない。何度も読み返したい一冊です。
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座右の書です。
気についての考察が素晴らしい。
元気がでますので、是非 -
他の自己啓発本で推薦させていたこともあって手にとってみたが、初めはその文章の難解さにかなり手こずった。この本に書かれている「努力していることを自ら感じない」自分になる方法は、自分が無意識にでもやってしまうこと、没頭できることを見つけ、それをやり続けることだと思うが、いかがだろうか。
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著者プロフィール
幸田露伴の作品
