- Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003101292
感想・レビュー・書評
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露伴晩年の中篇。慶滋保胤(陰陽道の賀茂氏)を軸に古典を渉猟・註解するような形で物語を展開させる。
言い回しに、あれ高村薫、あれ町田康、あれ赤松啓介と気づくところがある(あくまで自分の知っている範囲で恐縮)。直接かは知らんが、何がしかの影響を与えているのだろう。
味わいはあるのだが、何の味か言い当てられない感じ。悟っているというには俗っぽいが、鳥瞰的に登場人物の生をみて超然としている。「プラクリチ」併収。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
表題作『連環記』と『プラクリチ』が収録されている本。
『プラクリチ』の冒頭の恋愛とは何か、ということが書かれている部分がとても素敵だと思った。
内容はどちらも難しい。
理解できるだけの教養がないな、と反省した。
それでも何度も読みたくなるのは、きっと途中の描写が面白いからだと思う。
教養が高い内容なのに、描写はすごく身近なものを使っているのが可笑しかった。 -
たった76pなのに、壮大な絵巻物を眺めてるみたいだった...
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983夜
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