飯待つ間 正岡子規随筆選 (岩波文庫)

  • 岩波書店 (1985年3月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (213ページ) / ISBN・EAN: 9784003101308

みんなの感想まとめ

ユーモアと好奇心に満ちた随筆集で、正岡子規の独自の人生観を楽しむことができます。子規の文筆は、俳句や短歌だけでなく、随筆においてもその魅力が際立っており、彼の思考の変遷や一貫した諧謔精神が感じられます...

感想・レビュー・書評

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  • 帝国大学在学中の1891年から最晩年の1902年までの膨大な随筆のうち、僅か29編を選び抜いたエッセイ集。子規の文筆の変遷と、その間に一貫した諧謔精神をたどれるようになっている。編集・解説は阿部昭氏。私には、同氏が『短編小説礼賛』で綴ったモーパッサンらの作品案内が印象に残っているが、本書もそれと同様、すぐれた子規案内だと感じた。

  • 230618028

    正岡子規による随筆集。正岡子規のユーモア、好奇心、人生観が垣間見える。子規の良さが出てるのは、もしかしたら俳句や短歌ではなく随筆なのかもしれない。

  • 幾度も読んだ事の或るものでしたが、岩波文庫版の纏まった物は初めてだったかも?と云う事で記念カキコ(古)
    タイトル「飯待つ間」の猫が可愛い。この日の日記の正岡子規が可愛い。昨今面白い普通の人が持て囃される事が多いですが、明治時代代表で出られそうなくらい。

    中で、漱石の俳句が滑稽で面白い理由に、漱石自身が甚く真面目な人格の持ち主である事を挙げておりますが、子規のような至って普通の人が、何の主義主張に振り回される事無く普通の価値観で世界を眺めて写生している所が非常に面白いのです。

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著者プロフィール

小説家。1934年広島県に生まれ、翌年より神奈川県藤沢市鵠沼で育つ。東京大学仏文科を卒業後、ラジオ東京(現在のTBS)に入社。62年に「子供部屋」で文學界新人賞を受賞。68年に処女短編集『未成年』を刊行。その後、71年にTBSを退社し、創作活動に専念する。73年『千年』で毎日出版文化賞を受賞。76年に『人生の一日』で芸術選奨新人賞受賞。幼少より暮らした鵠沼を舞台にした作品が多く、また、短編小説の名手として知られ、数多くの作品を残している。

「2019年 『March winds and April showers bring May flowers.』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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