みみずのたはこと 上 (岩波文庫 緑 15-5)

著者 : 徳冨健次郎
  • 岩波書店 (1977年8月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003101551

みみずのたはこと 上 (岩波文庫 緑 15-5)の感想・レビュー・書評

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  • 「東京が大分攻め寄せて来た。」田舎暮らしの立場から見たらそうなる。
    残念なこと、東京の地理不案内のため、この時代と現代の比較が出来ず、都市化の状況がわからない。
    「麦の穂稲穂」
    村の一年。日本の原風景。武蔵野と三里離れた東京と果たしてどちらか豊かなのだろうか。
    「蛍」
    最早、見ることの出来ない、日本の夏の原風景。
    優しい蛍。子供の手元を離れても逃げようとしない。
    「綺麗だ喃」。

  • 黒岩比佐子著『パンとペン』にこういうくだりがある。<堺(利彦)の雅号廃止は平民社をめぐる人々はもちろん、文壇人にも注意を呼び起こした。徳富蘆花も雅号を廃して「健次郎」と本名で署名するようになったが、これは堺の影響だと本人が断っているのを、秀湖は何かの雑誌で読んだという。> これで、なぜこの『みみずのたはこと』の作者名が蘆花ではなく、健次郎になっているかが分かったのである。 自称美的百姓の生活は質朴にしてたぶんに魅かれるものがある。

  • 美しい自然の描写をさせたら徳富蘆花にかなう者などいますまい。これ読んで隠居後は田舎住まいにしようと決定した。飼い犬の話がとても可愛いです。上下巻。

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