みみずのたはこと 下 改版 (岩波文庫 緑 15-6)

著者 : 徳冨健次郎
  • 岩波書店 (1977年11月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003101568

みみずのたはこと 下 改版 (岩波文庫 緑 15-6)の感想・レビュー・書評

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  • 元旦の食卓。
    人が5人に猫一匹、犬四匹、そして鶏十五羽。
    この時代の犬、猫は有る意味幸せだ。
    ペットではなく、同居人。
    飼い主の目がとても優しい。
    犬も猫もとても穏やかだ。

    「自動車」
    明治期の自動車。初めての自動車乗車の感想が当を得て面白い。人間の単純さ、目線が少し高くなっただけで、他者を傲然と見下す。

    美的百姓即ち今で言う兼業農家。
    どちら付かずの中途半端か。

    村と都との対比。
    村々は死んだ様に真黒に寝て居る
    都は魘(おそ)われた様に深夜に火の息を吐いて居る。

    百姓としての日々の模写が自然で美しい。
    犬猫も人と同一目線。

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