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- Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003101940
感想・レビュー・書評
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全体的に、素朴な味わいの文章の中で、独歩が酔った勢いで書いたとかいう「号外」は文章がノッていて面白い。世の中にあまりにもありふれた悲劇に目を向けて、それを過度に脚色することなく、淡々と描いていて、じんわりと心に染み入るものがあります。「窮死」「少年の悲哀」「春の鳥」あたりがよい。
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新書文庫
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表題作目当て 景色の描写が美しくて、夜の入江の情景が好き ひんやりした感じ
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完成度の低いものも多いけど、全体的に素描的で行間あり。こういう書き過ぎない小説は好きです。『書き足らぬより書き過ぐる弊は必ず多し』
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『号外』がとにかく素晴らしい。「人間の号外」という言葉は、現代詩よりもずっと破壊力があるなあ、と思います。
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