愛弟通信 (岩波文庫 緑19-5)

  • 岩波書店 (1940年3月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (194ページ) / ISBN・EAN: 9784003101957

感想・レビュー・書評

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  • およそこのタイトルから日清戦争、主に威海衛での戦いについて書かれているとは思わなかった。

    国木田独歩は従軍記者として日清戦争に参加。本作は千代田という巡洋艦に乗って書いていた記事のよう。
    前半は弟に語りかけるような文体で愛弟!愛弟!とやたらと高いテンションで書かれていて少し辟易とする。後半は弟へ語りかけるテイストをやめ、記録文に。
    従軍記者という立場上、当然日本に不利なことは書かないし、高揚感溢れるものでなければならないのだろう。とは言え昭和の戦争とは違い、まだ書ける内容に幅がある印象。

    読みやすくはないので、自分みたいにこの時代に特別明るいわけではない人は読まなくてもいいかな。

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