一兵卒の銃殺 (岩波文庫)

  • 岩波書店 (1955年5月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784003102152

作品紹介・あらすじ

第1次世界大戦の最中、新聞は、この書を「事実小説、現代の悲劇」などのセンセーショナルな文言をもって紹介した。若い一兵士の脱営から放浪、放火、銃殺にいたる姿が短い時間の間に実になまなましく描かれている。しかしこれは単に時代の生んだ特殊の悲劇ではなく、現代のわれわれの胸奥を震撼させずにはおかない問題作である。解説=猪野謙二

感想・レビュー・書評

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  • 解説の文言を借りると「些細な心理的錯誤」から兵舎を脱走、彷徨った後、宿で火事を起こし、死刑になる兵の話。「些細な心理的錯誤」で選択を大きく誤る気持ちはなぜか痛いほどわかる。主人公の行動に同情はできないが、どこか気持ちが理解できてしまう部分もあり、良い読書体験だった。徳田秋声は余り刺さらないが、全体として自然主義文学が肌に合う気がする。

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著者プロフィール

1872年群馬県生まれ。小説家。『蒲団』『田舎教師』等、自然主義派の作品を発表。1930年没。

「2017年 『温泉天国 ごきげん文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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